私の大好物、闇丸さんの作品なので、レビュータイトルも少し意味ありげにしてみました。行っちゃえば?どこに?そりゃ行くとこまででしょ、っていう。こういう不思議な空気感がある話は、好き嫌い分かれるのかな。でも、どうにもならないけどどうにかしようと
している人たちを、闇丸さんはとても綺麗に描いてるよ、と私は思います。それはBLの醍醐味の一つじゃん?行き着くそこは天国なのか?それはわからない、けど色々と止まってる世界の中で、守谷と渡瀬、二人だけが共有者みたいな関係は、地獄かつ天国で、閉じてて、面白そうな匂いが漂ってます。阿久津と宇宙人は、鍵を握っているようで全然握ってなくて、もうカンペキ守谷と渡瀬の世界なんだよね。世界は二人の為にってやつですか、きゃー!守谷は照れ屋なとこがエロかわいい!渡瀬のは、なんとなく隠れてた本心ていうか、それまでの話が、再終話のエロにつながってくる感じ、そのストーリー展開も好きです。
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