ずっと気になっていた一冊。やっと読むことが出来ました。ヒロイン陽子は弟陽太の誕生日にラッパの音を聴き目覚める。そして陽太はプレゼントのオモチャを買い、そのまま行方不明になる。半年後に陽太は戻ってくるが、父は酒に溺れ死に、母は精神を病んでいた
。そして、陽子は またラッパの音を聴き目覚めると、陽太の誕生日の朝に引き戻されていた…。時間の移動を繰り返す陽子は陽太がいなくならないように奔走するが…。なかなか衝撃的な展開で一気に読んでしまいました。そして、陽子の知らない世界とラストは感動すら覚えます。ラスト以降の世界はごくごく普通の世界になっている事を願わずにはいられません。
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