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チ。―地球の運動について― 6

690pt/759円(税込)

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作品内容

備えよ。運命を変える瞬間のために。

オクジーとバデーニが命を賭して真理を生き残らせてから25年の時が経った。C教の権威が揺らぐ激動の中、神が決めた「運命」に父を奪われ、神を信じられなくなった少女が自らの強い信念のために動き出す。その先に待ち受けるのは―――
神様はいると思う?/いない/違うよ/え?/神様はいるかいらないかって聞いてるんだよ

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アニメ化

「チ。―地球の運動について―」

【声の出演】

ラファウ:坂本真綾 / ノヴァク:津田健次郎 / フベルト:速水奨 / オクジー:小西克幸 / バデーニ:中村悠一 / ヨレンタ:仁見紗綾 / ドゥラカ:島袋美由利 / シュミット:日野聡 / マズル:入野自由

【制作会社】

マッドハウス

【スタッフ情報】

原作:魚豊(週刊ビッグコミックスピリッツ)

監督:清水健一

シリーズ構成:入江信吾 / キャラクターデザイン:筱雅律 / 音楽:牛尾憲輔 / 音響監督:小泉紀介

【音楽】

OP:サカナクション「怪獣」 / ED1:ヨルシカ「アポリア」 / ED2:ヨルシカ「へび」

【関連リンク】

公式サイト「チ。―地球の運動について―」

レビュー

チ。―地球の運動について―のレビュー

平均評価:4.5 272件のレビューをみる

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高評価レビュー

地上の星
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品に出てくる主人公たちは、歴史に名を残した偉人たちではない(そもそもフィクションの世界の登場人物じゃあないか、と言う事は置いておいて)。
名もなき「チ」を求め旅を続ける者たちの物語。
しかも「チ」を探究する主人公たちではあるが、決して清廉潔白な人間ではないのも魅力的と思った。
彼らが求める「チ」は作品中では異端扱いされる。それでもまた数年後・数十年後に新たな「チ」を、受け継ぐ人がいる。
名前も知らない誰かの残した歴史というバトンを新たな主人公が受け継いでゆく。何のために?ある人は真理のために、ある人は自由のために。
一つ間違えれば「処刑」される。死と隣り合わせの中で彼らはどこまでも「チ」を求めてゆく。そこまでの「チ」へ向き合う勇気が私にあるだろうか?命にかえてでも貫き通す覚悟を持っているのだろうか?とマンガを読みながら自分自身に問いかけていた。
このマンガの世界と現実の世界には似ているところが多い。
今の時代でも当時よりは良くなったかもしれないが、それでも当時と似通った足枷が作中に登場する。だからこそ、読み手は主人公たちの気持ちに同調するのではないだろうか。
主人公たちが空を見上げている場面が多々あるのだが、そんな彼らがレビュータイトルのような存在なのだと思った。
そしてきっと、これは個人的願望に過ぎないが自分含め読み手も同じくレビュータイトルのような存在だろう。
長くなってしまったが、この作品は「面白い」「面白くない」で表現できる作品ではなく「心底出会えて良かった」と思える作品だ。
いいね
23件
2022年8月1日
チ。は地球の地か、知性の知か?
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読むにつれ、涙があふれる‥‥。
人という未熟な生きものの、
もうどうしようもない美しさ。儚さ。

今ではあたりまえの知識である、宇宙の法則、
「地動説」をめぐる、異端の学者たちと市井の人々の物語。
天動説が唱えられ、異端思想は焚刑であった時代に、
真理に向かう人々の情熱を描いています。
年齢も性別も立場も関わりなく、
何かを愛する人は、たぶん心を打たれる作品ではないかと思います。

激しい事件はなく、主人公も、たぶんいません。
あるとすれば、「時代」と「知性」ではないかと思われます。

テーマの割に、壮大なスペクタクルもありません。
むしろ、偶然関わってしまった人たち各々の
小さなドラマ、きっかけという体で描かれていますが、
けれど、それは現代の私たちに繋がっている。
この地球の真理に繋がっています。
なので、真理を知り、守ろうとする人々の、思いが、
まるで自分の事のように心を打ちます。

そして、要所、要所に散りばめられた、登場人物たちの言葉が美しい。
ハッとする言葉にいくつも出逢いました。

渾身でお薦めします。
科学的なものが嫌いでなければ、ぜひ読んで欲しいです。

余談ですが、個人的にはいつか、海外で実写映画化して欲しい。
クリストファー・ノーラン監督のような方に、ぜひ。
それほどの名作だと思います。

※たった今、読み終わったので、少々興奮しました。長文失礼致しました。
いいね
18件
2021年9月29日
中世も現代も変わらない
異端審問官とか代闘士とか中世ヨーロッパの血生臭い職業の人が現代的な身近な感じのキャラで描かれているのが面白かったです。仕事だから、と割り切りながら凄惨なことをやっている。自分が中世にいたら保身と盲信のC教バリバリ信者として生きていたことでしょう。そんな読み方ができるのがこの作品のすごいとこだと私は思いました。
テーマは知を追求する人間の有様について、ですが、目に見えない領域のことを誰かがそういってるからそう信じてる、というあり方って中世も現代もあまり変わらないなという印象が受けました。中世は教会がそういってるからそうなんだ、と思われてて、現代はメディアがそういうから、SNSで信頼してる誰かがそういうから、をみんな信じてる。いまは地動説が信じられてますが、そういうことになってるからで、真実は天動説かもしれない。現代でも地球は平らだと主張する人はいる。人間の集合意識の中である知識が前提になると信念となりそのミラーとして異端という立場をつくりだして社会がなんか酷い感じになってくる。自分なりに疑いを持つということが限られた生き方しかできない人間の最後のフロンティアで人間の質を高めるポイントなんでしょう。現代も時代の移り変わりでいろんな信念や情報が飛び交っていますが、本当にそうなのか?と科学者のように自分なりに問いかける姿勢が今こそ必要なんでしょうね
いいね
10件
2025年2月11日

最新のレビュー

現代でも通じるお話
宗教によっては地動説を信じない方がいらっしゃるそうです。進化論もしかり。自分の信念の元、動いて何があってもぶれない心で貫き通す姿勢が色んな人を通じてバトンを繋いでくようなことも宗教と似ているところがあります。色々な人の見方で変わっていく漫画ですね
いいね
0件
2025年5月6日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

研究のためなら異端者扱いでもかまわない!
制作:八福神(シーモアスタッフ)
宇宙は地球を中心に回っているという「天動説」が信じられていた15世紀。その時代に、「地動説」を証明しようと命がけで研究する人々がいました。しかし、彼らは異端者扱いされ、厳しく処罰されます。処罰された者の教えを受け継いだ主人公は、地動説の証明に近づくのでした。異端者が処罰されるという、やや刺激の強いシーンから始まるインパクト強めの本作。この漫画に登場する主人公たちは、地動説に魅せられた人という共通点を持っています。最初は処罰を恐れ、静かに生きたいと思ってた人でさえ、地動説の証明に命を懸けてしまうという本作。人間の探究心の強さというものに感動させられること間違いなし!フィクションですが、歴史に登場する学者たちの偉大さや素晴らしさを学べます。小学館『ビッグコミックスピリッツ』で連載されていた、魚豊先生の青年漫画。命がけで、地動説を研究する主人公の生き様に心打たれます!ぜひ、一気読みしてほしい作品です。

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