雪の中で死にかけている子猫を拾ったデザイナーの男が、猫との癒しの生活を送るお話。19巻まで読了済み。
市販のキャットフードを食べられないユキを、料理初心者の太陽が甲斐甲斐しく世話をします。自分の生活すらままならなかったのに、子猫の為にあれ
これ頑張り、生活にハリが出る様子は読んでいるこちらも癒やされました。最初はユキを安易に助けてしまった太陽ですが、ちゃんと猫の生き方やペットを飼う責任などに真剣に向かい合っている姿に好感が持てます。どれだけ愛されているかが、ユキの成長っぷりできちんと伝わってくるのも素敵だと思いました。
猫ご飯というタイトルの通り、最初は手作り猫ご飯のお話が多かったですが、途中からはペットを飼う仲間たちとの繋がりなどがお話の中心に。ユキが繋いだ縁で太陽の世界が広がっていくのは素晴らしいですが、やっぱり猫ご飯のお話ももっと読みたかったです。毎話ではなくても、猫の手作りご飯レシピなどが紹介されると、もっとタイトルに相応しいお話になるかなと感じました。
とはいえ、たくさんのタイプの猫が登場し、その猫たちの可愛い姿が見られるのは最高の癒しでした。
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