瑞々しいですね、
幼なじみでニコイチで、かび臭い空き家を上手く利用しちゃって、性にオープンな二人が、大人になったときに思いだすであろう、あの廃屋。あの濃密な時間。拗らせちゃってるシュンペイとストレートなコタ。田舎の空気感が心地いい。うんう
ん、私にはないはずの記憶なのに共有してる気になってしまうあの夏の日。
2人、ずっと一緒にいてね。
それで、私が今回気になったのは彼らのおかあ様達です。既読のBL作品にて、各種あらゆる反応を示すおかあ様達をみてきましたけど。
どの方も私とは違う。すでに腐沼にドボンな私とはそもそも違う。いわゆるウエルカム系な「あら〜カッコイイこ連れてきて、これからもよろしくネ」もなんか違う。
タラレバな話しになっちゃうけど、もし、我が息子がゲイ疑惑臭プンプンでカミングアウトせずに幼なじみだからと、いつも部屋に入り浸り、寝泊まりして、嬉しい…イヤイヤ、怪しい雰囲気醸してきたならば!これだ!コレコレ!この対応!
とくにコタママ!You are so cool!
必死にニヤニヤした顔を能面のように隠しながら(彼女達はニヤニヤとかはしてませんが。)、彼らのおかあ様達と同じ対応路線で行きたいと思う。
なんといっても私が腐ってることは墓場まで持っていくつもりなんだから。
何かとリアリティのある作品だけに参考になりました。
(注)もし、カミングアウトされた場合は別プランでいきます。タラレバですが。
ところで、作者さま、あとがきでタイトルについてふれられてますが、私にはちょっとピンとこないです、この作品の雰囲気で、うーん?少し惜しい。それ以外は好きな作品です。
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