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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ女性マンガ グループ・ゼロ セレブリティLOVE 緋の稜線【合本版】緋の稜線【合本版】 1
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作品内容

「生きてやる、何が何でも生きてやる。たとえ泥を喰ってでも……!!」旧家・胡桃沢家の三女として生まれた瞳子は「世の中の流れをその瞳でしっかりと生きて欲しい」という父の願いをこめた名前の通り、世の男尊女卑的な考えの下に強いられた女性の生き方に疑問を持っていた。しかし瞳子は意にそぐわぬ見合いを無理やり勧められ、資産家・各務家に嫁ぐ事となる。シスコン気味な義妹・和音に忌み嫌われながらも義父母とともに何とか各務家で生きようと決心する瞳子だったが、そんなところに東京大空襲が……。昭和の始まりから第二次世界大戦、戦後復興期の混沌の世を強く逞しく生き抜いた女性達の人生を描いたヒューマンドラマコミック!

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レビュー

緋の稜線【合本版】のレビュー

平均評価:4.2 28件のレビューをみる

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高評価レビュー

みんな主人公なんだよなぁ。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦前、戦中、戦後を生きる、瞳子という一人の女性を中心に描く物語。
家庭に居るのが妻の役割だった時代から、自立した女性がいる時代への移り変わりが描かれています。

最初は無理やりさせられる結婚と、直後に出兵する旦那……と、正直面白くない展開が続きます。
古き慣習を重んじる世間に閉塞感や鬱憤が頂点に達した瞬間、覚醒したかのように吹っ切れた瞳子が強いこと…!
その後に旦那とも和解からの超ラブラブ生活。あぁ、報われたーと思ったら今度は別の問題が…。

それと同時に、視点は瞳子以外にも移ります。
このあたりの描き方は佐伯先生の技量でしょうね。どのキャラクターも熱量があり、脆さもあり、力強い。
それぞれの視点に移ることで、各キャラクターが物語の主人公となるのがアツいです。スタートこそ瞳子が主人公ですが、登場人物みんなが主人公でした。

瞳子の実家も嫁ぎ先も裕福な家庭ですし、事業展開の内容はご都合主義かも知れませんか、それも含めて楽しかったです!
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2件
2022年8月14日
昭和の女の一代記。作者の渾身の力作
ヒロイン・瞳子の一代記であり、彼女の生き方を通して時代や価値観の変化、「女」の生き方の変化を描いた壮大なドラマでもあります。瞳子だけでなく、瞳子を取り巻く人々それぞれの人生も深く掘り下げて描き出されていて、非常に読み応えがあります。生きている間には本当にいろんなことが起きますが、それをどう乗り越えるか、どのように人生の糧にしていくかにその人それぞれの真価が問われるのだと思いました。佐伯先生の渾身の力作であり、傑作です。
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1件
2024年10月26日
長編映画のようなストーリー
戦前から戦後の復興までを舞台に美しく聡明な主人公のサクセスストーリー。愛する人の死や様々な苦難を乗り越えて生きるバイタリティはすごい。主人公以外のエピソードもたくさん出てきますが、個性的でそれも楽しい。また、かなりのボリュームのある漫画ですが、ストーリーに引き込まれて一気読みを3回程してしまいました。個人的には一部、共感できないところもありましたが、その部分も含めてドラマチック連続の漫画です。
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3件
2022年8月22日
壮大な長編
瞳子の生まれてからの話が中心ですが、とても読みでがあり、昭和の女性の生き様を見せてもらった感じです。
今の時代の私たちに何が出来るのだろう?と考えさせられる話です。
コロナ禍、コロナワクチン禍、政治の腐敗、いろいろありますが、気持ちを平安に保ち、昨年ガンで他界された佐伯かよのさんの渾身のメッセージを受け取り、前を向いて生きていきたいとしみじみ思わされました。
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3件
2022年8月17日
かよの先生の代表作!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画だと両思いになればハッピーエンドで話は終わる。でも現実はそのまま永遠に続くことはない
全く好きじゃなかった人を好きになったり、すれ違ったり、価値観がちがったり、人は変わっていくんですよね
久々に読むと若かった時とは違った感想を抱いく自分に驚きました
1人の女性の愛と生き方が心に刺さります。かよの先生の渾身の作品だと思います
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2件
2024年2月21日

最新のレビュー

代表作として推したい
佐伯先生の作品を一つ選ぶのなら、これを代表作として推したいです
昭和元年に生まれた主人公を軸に、彼女を取り巻く人たちの

群像記です

理不尽なこともあったけれど、それを糧にして生きていく人たちが描かれていて
どのキャラクターも魅力的です

一度、昼ドラになったことがありますが、あれは、デパートではなくて新聞社を舞台にしていてちょっと残念でした

NHKの大河や、朝ドラとして張っていけるような名作だと思います
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0件
2025年3月21日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

強く生きる女性の人生!
分析:さーちゃん(シーモアスタッフ)
佐伯かよの先生の作品です。昭和元年に生まれた旧家・胡桃沢家の三女・瞳子。16歳で菱屋百貨店を経営する各務家に嫁ぎますが、夫の昇吾はすぐ出征してしまいます。一人残されて婚家の人々と過ごす日々。義両親は優しいが義妹の和音は瞳子が気に入らない様子。やがて戦争が激化し、胡桃沢・各務の両家とも大きく時代の影響を受けてしまいます。戦後、食べるものにも困る中、瞳子は戦争で焼失してしまった婚家の菱屋百貨店を再興することを決意します!激動の時代、強く生きていく瞳子の姿は圧巻です。物語もスピーディーでテンポよく、どんどん読めてしまいます。百貨店の再興はどうなるのか、出征した夫は戻ってくるのか、今後の展開が気になります。

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