2年前の今頃。
まさかまさかの事態に、世の中どうなっていくんだろうと途方に暮れたりしました。
当初山中教授が、落ち着くまで2,3年はかかりますと仰っていて絶望的に感じていたけれど、本当でした…。
先が全く見通せないという状態を、ここま
で長期間で過ごすことは勿論初めてでした。
しかし、過ぎてみるとあっという間。
コロナをキッカケに、自分はこの世の中をどう生きるかということを、現実味を帯びて考える様になりました。
コロナ以前から感じていたモノが、より顕著になった様な気がします。
本作を読んで、僅か2年前であっても、そうだったよな…と忘れかけていたり。
この特異な状況を生きていた感覚も、いずれ自分の中に埋もれてしまうかもしれないなと思いました。
この時代を生きていたからこそ味わえるマンガ。
コロナを、その時の世の中ごと記録にしている貴重な資料とすら思えます。
何年も後に読み返した自分が、どう感じるか。
世の中がどうなっていて、自分が何を考えて生きているか。
このレビューと共に、「今」を思い返したいと思います。
今から楽しみです。
もっとみる▼