おもしろかったです。
登場人物各々の心理描写、そこに基づく行動やセリフとても丁寧に描かれている作品です。
ネタバレなしで書こうと思うので、
ザックリと感想です。上手く表現できてるかな…(不安)
この作品はLGBTQに関するお
話ですが、マジョリティとマイノリティ。
その両方とも 全員をひとつにくくれるワケではないですよね。両方とも各々個人は、全員が違う。
そこで、自分以外の他者を「知りたい」「理解したい」気持ちがあれば、
その相手の気持ちを「想像した上で言動すること」(→この『言動する』の中には考えた結果何もしない、も含まれます)、、そうするのが言ってみれば、優しさに繋がるのかなぁ、と思います。
この作品は、相手と話す事でその気持ちに近付くことができ、登場人物の成長が描かれています。
…とは言え、実際、理解したい気持ちがあっても、全部分かるわけではないんですょ、残念ながら。他者なので。冷たいでしょうか、?
なので、その人の
「ここがステキだな!」
「この視点、自分にはなかった!」と探しつつ、なんとなく人間関係って廻っているのかなぁ、と感じます。
(真面目に書いてるのにくだらない…汗)
この作品のLGBTQのマイノリティについて、
その他、様々なマイノリティについても、そんな事を考えながら読みました。
自身様々なマイノリティの道を歩みつつ。
ストーリーの最後、エンディング好きです。
読者に問いかけるような。このテーマにマッチしてると思いました。考える余地を与えてくれる。
素敵な作品、読めて良かったです。
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