「紫乃、もっと感じるがいい」＜br＞艶やかな声音で囁かれ、まるで彼に食べられてるみたい――…＜br＞＜br＞幼い頃、迷子になった私の前に現れた、神秘的で美しい大人の男のひと。＜br＞そんな思い出を抱きながら大人になった紫乃はある日、初恋の彼・つるばみ様と再会を果たす。＜br＞ふたたび伸ばしてくれた手のひらにドキドキする紫乃だけど……＜br＞＜br＞え！？狐耳に、それから尻尾まで！？＜br＞初恋相手が妖ってどういうこと！？＜br＞＜br＞戸惑う紫乃に名前を呼ばれたつるばみ様は、さらにキスまで！？＜br＞「ずっとその名を呼ばれたかったんじゃ…」＜br＞獣のような息づかいに、それから優しい愛撫。どうして急にって思うのに、拒むことができない紫乃は…？＜br＞その上ふたりには何か因縁もあるみたい…？＜br＞＜br＞妖艶なカレにとろとろになるまで愛されて――…＜br＞溺愛お狐さまとの甘酸っぱ異種族ラブ♪
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