４人それぞれが自分の道を見つけるまでの道のりが、緩やかかと思いきや生い立ちからの背景があっての壮絶な裏切りや拒絶や何やかや。遊園地のジェットコースターなみのハラハラ具合でした。
主人公の人としての成長にも目を見張りますが、愛を貫く姿勢も
素敵でした。年月と、変わろうとする努力、変わらない愛がようやく実を結んで満足。
満点にできなかったのは、あと１ページ、いやせめて半ページ、もう一組の彼と彼女を描いてほしかった。
彼らも愛に翻弄された人たちだ。幸せになってくれたらと思ってしまったのに。
いや、あとひとコマ!!
読者はそこまで親切じゃないぞ。
いくら作者の意図があってもだ。
確かな二人を一目見せてほしかったんだ。
ヨミホにて完結まで読了
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