マンガはときにはあり得ないことがあり得たりする。そんな大前提をわかっていながら、実生活にも影響して、同じようなことが起きたり、起きなくても期待してみたり、おちているときは前を向かせてくれたり。可能性を信じる分には自由だからこそ、マンガがどれ
だけ存在意義があるかを思い知る。学生時代から大人になる状況下では、自分や身の回りにいる人と一緒にいるだけでは分かり得ないことも多々あり、でも周りは既に知っていること、当たり前になっているという事実に直面するたび、いかにして自分が知らないことを知れるか考える。そんな成長の途中においても、マンガは自分の方向性にアドバイスをくれたり、人と人とを結びつけるきっかけすら得られる。
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