前世の記憶とともによみがえったブランシュ。家族の元を離れ、悪党リカルドの右腕になろうと無法都市ジギタリスを目指すも、いざ会ったリカルドの様子がおかしい。 「ブランシュ…頼むから俺を嫌わないでくれ。君に嫌われたらと思うと息もまともにできなくなるんだ。」彼女の耳元でそうささやくとリカルドはぎゅっと抱きしめ涙を流した。これは世界屈指の悪党たちから崇められる話。そして彼女の寵愛を得ようと一人の男が奮闘する話。それから…ブランシュが本当の「家族」を選ぶ物語。
悪女はマフィアを手玉に取って 【タテヨミ】(100巻完結)