自国を憂え、なんとかしたいと考えているケネス王子と、父の仇を取るつもりでケネスの懐に入っていったアンナの物語。父の仇さえ取れれば良かったのかと思いきや、敵国の民を思って行動し始め、タイトルに比べてだいぶ骨太な内容に。いつベタベタに溺愛される
シーンが出てくるのー!!!てくらいまだ遠そうだけど、アンナが凛々しくてカッコいいので、それが王子の溺愛で崩れる瞬間を見届けるために読もうかな。国をどうこうする話が中心なので、誰が敵で誰が真の味方なのか、ちょいちょい状況が変わる(というか明らかになる)んだけど、まあまあいい人が多くてそこまで辛くならずに読みやすい。8巻、アンナのお姉さんのシーンはすごく良かった。イリーナはこれで出番終わっちゃうのかな、もうちょっとなんとかならないかな…そしてレオンもできれば死なずにケネス側についてくれないかな。レオン頑張れ。勇ましいお姫様の話は本当に好きです。『どうせ捨てられるのなら最後に好きにさせていただきます』も勇ましくて好きだったけど、いっそそういうカテゴリーで検索しやすいようにしてくれないかなー…
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