フルカラーの作品はいつもだったら目がチカチカしてしまって苦手だったりするのですが、本作のイラストは優しい色使いで目に優しくて、サクサク読めました。
初めの方はちょっと切なさをはらんだ余韻の残る短いお話が続いたので、そういうタイプのオム
ニバスなのかな〜なんて思っていましたが、読み進んでいくとそれぞれのお話が絶妙に絡み合って続いていくので、ハッとさせられます。
おそらく作者様の頭の中には物語の明確な全体図が出来上がっていて、そこに向かってストーリーが進んでいると思うので、最後まで読んだときにどんな壮大な一つの物語が完成するのか今から楽しみにしております。
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