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トロイメライ(下)【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】【シーモア限定特典付き】

700pt/770円(税込)

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作品内容

「好きな人とは付き合うし、キスするって言ったもんな」
「誰でも」「誰かに」ではなく、「高杉先生が好き」「高杉先生に大事にされたい」と自覚した勇。
高杉と釣り合うよう、逃げてきた過去とも向き合い、「子供」から「大人」へと徐々に成長していく。
臆病で卑屈な高杉にはそんな勇は眩し過ぎて、妄想の中だけでなく現実でも手酷く陵辱してしまう前にと勇の前から姿を消し…。
孤独で病んだ大人×孤独で聡明な高校生の危険すぎる共依存は、やがて眩しい愛になる――。
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レビュー

トロイメライ【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】のレビュー

平均評価:4.4 46件のレビューをみる

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高評価レビュー

依存と執着が希望に溢れる未来に変わるとは
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「肩甲骨とワンピース」のスピンオフで、私はあまりスピン元が刺さらなかったタイプなのですがあのDV彼氏が救済されるのか!?と大人がショタに縋る構図が大好きな私は表紙買いをしました(正直者)
そして案の定こちらの作品は私にグサグサと刺さりまくり、呻きながら上巻を読み終え下巻で泣くという……。

異常メンタルDV彼氏だった高杉先生の過去も、勇の過去も「愛してほしい人に愛されなかった寂しさ」があり、特別にしてくれた一人にのめり込んでしまうという現在に繋がっているわけなんですけど特に高杉先生は「自分だけに頼ってほしい、自分がいなければ生きられないくらいでいてほしい」という過剰な独占欲があって、それを受け止めてくれてた奥さんを喪ってしまったことで心身のバランスが崩れて歯止めが効かなくなってしまったんだと思います。だから自分に似た感情を持つ勇に共犯者になってと寄りかかられて、初めて自分を客観視することができたんだけれども、勇が抱えている傷を自ら乗り越えて成長していく姿は自分が置いていかれるようで直視できなかったんでしょうね。

でも!!!!勇が一歩未来へ踏み出せたのは高杉先生、あなたがいたからなんだよ!!?!?あなたは気づいてないけどね!?!?!読者は知ってるからしぬほどもどかしかったよ!!?!?
でもそんな高杉先生だから高校時代に己の加害性を理解して無理に手を出すことなく、卒業後にしっかり自分を見つめ直してから勇の手を取って抱きしめることができたんだよね……だから恋人になってからの高杉先生が激甘なんだ……ありがとね……独占欲は変わらないでくれたのも嬉しい……。
攻め厨としては攻めが弱る姿がたまらん大好きなのでずっと体調悪そうな高杉先生に興奮してました。美少年も好きなので勇が可愛くなくなってきたかも…と心配するところもヘキでした。高杉先生、私も同じ気持ち……!
依存と執着BLってよくあるテーマではあるけどここまで晴れやかに愛として着地してくれるのはなかなか無いと思います。重いけど読後は爽やか!おすすめです!
いいね
3件
2024年4月7日
やはり向き合うことは大事
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「肩甲骨とワンピース」のスピンオフ。二葉の危ない元彼高杉と二葉の彼氏ひかるの義弟勇のお話。
高杉は亡くなった妻かおりが忘れられないというか固執している。彼の家庭環境からくる淋しさを初めて埋めてくれたのがかおりだったから。頼られ傍にいてくれたことで、自分の存在意義を感じていた。可愛そうな子を助けて責任感を満たす。依存していたのは高杉。かおりが亡くなり、寂しくてかおりに似た二葉を見つけ手に入れた。二葉も傷があったから共依存していたが、高杉の独占欲からくるDVと、かおりの代わりにしていたことで二葉も失う。次に好いてくれたのは勇だった。けれど、生徒だったし、勇の純粋な思いに助けられながら受け入れられない。ひどい妄想に囚われ、本当にならないよう勇から離れた。カウンセリングを受けながら自身と向き合う。一番向き合わなくてはならなかったのがかおりの死であり、感謝を述べること。かおりに手紙を書き墓参りに行くことで区切りがついた。一人は寂しいは変わらず。勇はピアノを続けて、再会することができた。一年くらい会わなかったけど、再会は高杉には延長の中にあって、勇は驚くが嬉しく付き合うことに。高杉の中でかおりと自身の寂しさの源に区切りがついていたからこそ勇への愛しさと恋心が勝った。勇が留学し物理的に傍にいなくても大丈夫と思えた。大変化だ。二葉のときにできていたら違っただろうけど…きっと勇が高校生で寂しさが似ていたから
こそ、高杉は向き合えたのかな。囲っておきたい気持ちはあるみたいだから、庇護欲独占欲からの危ない思考根底はあるのだろう(笑)
病み系闇系ではあるけど夜明けかな。
いいね
5件
2023年2月25日
孤独からの逆転満塁ホームラン
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 『肩甲骨とワンピース』と地続きな、続編みたいなスピンオフ。
わたしは『トロイメライ』から読みましたが、追って『肩甲骨』を読んだ時との印象の差が激しいので、作品を深く理解したい場合は両方読んだ方がいいと思います。※時期が合えば全部読みホで読める
いやはや…機能不全家庭やセクシャリティの生み出す負の連鎖はほんとうに人を生きづらくさせますね。シリーズに出てくる登場人物ほとんどの生い立ちには翳りがあり、精神的に満たされていません。
落ち着いた絵柄も相まって読み始めはなんだか心許ない感じがするのですが、欠けた心を埋めるべくそれぞれが行動する中でそれぞれの出口を見つけて最終的にはみーんなハッピーエンドでびっくり。
そうなるまでがなかなかハードで、まず高杉のクズっぷりが目に余る。若き勇の頑張りによりしれっと幸せを手にいれましたが、過去にDVかました元恋人のその恋人の従兄弟とくっつくってどういうこと??ひかると勇、兄弟同士で理解はあるんでしょうか…ひかるは高杉を許しているのでしょうか…そこに一切触れていないところが気になります。
作中1番イカれているのは立派な肩書を持つ臨床心理士高杉で、ラブラブ行為中、勇の耳にピアスを開ける時の瞳孔の開き具合がとくにヤベーので必見。
でもご安心ください。初めこそターミネーターのように冷え切った彼でしたが、ブレイクスルーを果たしたこの頃にはすっかり落ち着きを取り戻し、表情は豊かで物腰も柔らかくなっています。

単話版のアンニュイな表紙もよき。
読後感スッキリとはいきませんが、隠れた名作だと思います。
いいね
1件
2024年11月22日

最新のレビュー

レビューし忘れてたので
以前読んでた肩甲骨とワンピースがとても良かったのでスピンオフのこっちもすぐに読んでたんだけど、レビューしてなかったみたいでまた読んでみた。
二人共孤独を抱えてて、特に先生の方は死別と別離だからそりゃあ病むよねえ…
前に読んだ時よりも更に辛かった。
作者様の描く顔はほんとに表情が憂いを帯びててそれが更に私の心に響く。

先生のサイコパス気味な所はちょっと怖いけど分かる気がする。閉じ込めておきたくなるよねそりゃ笑

ピアノと絡めた話もとても良かった。
再会できて良かった、ハピエンで良かった。
いいね
1件
2025年5月30日

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