このレビューはネタバレを含みます▼
主人公の西田ミラは留学経験のある高校生の女の子。
彼女は見た目がとてもよく成績優秀で運動神経もよく芸術的なセンスもあるということもあって周りから一目置かれている。
そんな有名人の彼女は新学期早々に男子生徒に告白されてしまうもそもそも相手をよく知らないので答えようがない。
それだけではなくあることが理由になかなか自分の思っていることを言葉にすることができないミラは言葉にした瞬間に吐しゃしてしまう。
その衝撃の光景に周りの生徒たちも騒然としてしまう。
彼女のことを中学から知っている女子生徒はミラが緊張のあまり人と話そうとすると吐いてしまう体質であることを知っているだけに同情していた。
というのも中学生のときに母親に言われて外国に留学したもののそこでとてもつらい経験をしたために話せなくなってしまい…。
こういう経験が一度でもあるとそのあとの人生にずっと躓きがあるから大変だと思った。