獰猛で美しい獣のような瞳に囚われて、動けなくなる。
本能的にカラダの奥が理解した、この人が私の――…。
「やっと見つけた、俺の可愛いつがい――…」
サシャは父母が亡くなり、叔父夫婦に引き取られ、
使用人同然の毎日を過ごしていた。
それでも彼女がつらい日々を耐えられたのは、
成人になると「つがい」を得ることができるから。
優しい「つがい」を得られれば、この地獄から抜け出せる――…。
しかし、叔父夫婦がそれを許さず、
サシャが借金のカタに売られそうになった時、
誰もが恐れる残虐公・ヴォルトが現れて――…!?
「連れていって、私の旦那様――…」
【過保護な溺愛将軍】×【不幸な花嫁】の
異世界運命恋愛譚!!
※この作品は「禁断Lovers Vol.156」に収録されております。重複購入にご注意下さい。