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作品内容

中毒性の高さにハマる人続出中!最新刊!

既刊1集+2集の増刷が止まらない噂のマンガ、待望の新刊登場!

少しずつではあるけれど、その人となりが見えてきた
謎多き中年会社員「フジイ」。
ラーメン屋で偶然耳にした音楽があれば即購入。
夜道で桜を見つければ猛ダッシュと
そのマイペースっぷりは相変わらず--

本巻では、そんな「フジイ」の
雑誌掲載時に反響の大きかった中学時代が
けっこうな尺を使って描かれます。

「次にくるマンガ大賞2024」にもノミネートされた話題作、最新刊も必読!

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レビュー

路傍のフジイのレビュー

平均評価:4.6 137件のレビューをみる

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高評価レビュー

フジイさん。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分は1人で行動する方が好きです。なのでフジイさんが1人で行動することに共感します。しかし若干人が苦手で卑屈な自分と違い、フジイさんは自分の行動したいように行動すると結果1人になることが多いわけで。人付き合いイヤだとか人嫌いなわけではない。
p.35「今日は良い日でした。田中さんともお会いできたし」のセリフにグッときました。怪我をしたりケーキ潰れたりで散々なのに心から自然にそう言っている。心の有り様が自分とは違う。フジイさんのようになりたい。
フジイさんは心のままに自分も人も生き物も大切にする人だと思う。
人にどう思われるかをどうでもいいと思っているわけではないと思う。が、そういうこと自体がフジイさんの頭の中にはないというか。自分のことをみんなに理解してもらおうと思ってないわけじゃなく、みんなに理解してもらうのは難しいと思ってる。それはみんなを理解のできない人だと上から突き放しているわけでは全くなく、人それぞれ考え方捉え方が違うからみんなに理解してもらうのは難しいと思ってる。と思う。自分(フジイさん自身)も人を誤解してたとこもあるしと。そこには人に対する愛というと大げさ極まりないのですが、そんなようなものがあると感じました。
趣味を楽しみ、亀の甲羅に書かれた落書きを見つけたら一生懸命消す。人目よりも何よりも目の前の亀、隣の人。困ってる人を目の前にすると、心のままにというか、もしかしたら心より先に体が動くのかも。
一見わかりづらいフジイさんの良さを理解する周りの人達も素敵だ。自分がもしフジイさんならありがとう100万回言いたいが、それは卑屈なのかも?でも言いたい。物をあげたくなる多田さんの気持ちもわかる。
snsをやってなかった頃の自分は今よりはかなり純粋に読書やら映画やらを楽しんでいた気がする。今はそういった趣味は多少なりとも承認欲求とセットになってる自分にとほほです。フジイさんのように純粋に趣味を楽しみたい。勿論snsが良くないわけじゃない。何事も使いようです。思いつくままに書いてたら話とっ散らかりました。とにかく素敵な作品です。2巻も楽しみです。
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14件
2023年12月29日
共感は必要なのか?
この男に対して共感は必要なのか
漫画の主人公としては酷く突き放したように見えるその造形だが、よく観ればそこかしこに見える常識外れの「優しさ」が現れてくる。それに救われ、何かを見出すキャラクターたちからしてみれば、彼こそまさに主人公なのだ。
過干渉や不要な詮索をしないこと。
自分の生き方(人生の喜び)を確立していること。
自分というものをブラさずに他人と付き合うこと。
一見無個性な彼がいかに個性的でダイナミックに人生を謳歌しているか、社交的でそつなく人と付き合う人物がいかに無自覚に人を傷つけ、無個性な生き方を繰り広げているか
それを暴き立てる藤井の態度に幾度となくハッとさせられる。
…が、しかし頭ごなしに否定しないこの作品のスタンスはひたすらに心地良い。社交的な彼の生き方を悪様に描かず、ちゃんとそれはそれとして肯定的に捉えているのも、実にバランス感覚が優れており、所謂エコーチェンバーとは真逆の姿勢のこの作品に深い敬意を評したい。
個人的に深く感銘を受けたのは、一巻の傘のシーン。「普通」ならば、傘を彼女に差し出して自らは濡れるも辞さないといった「ええ格好しい」な美味しいシチュエーションだ。が、彼は「一緒に」という。必要以上の自己犠牲を「自分」に強いることなどしない(他人にそれを押し付けない)、しかし突然の事態には身を挺することのできる強さに、わしり…と心を掴まれてしまった。そう、こいつは自然体で優しいのだと。もっとも信用できる人間の在り方の権化のような存在…やはり彼は主人公だった。紛れもなく。
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13件
2024年9月5日
ありがとう藤井さん
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 特に何か大事件もなく普通の日常が続くのですが藤井さんを見てると何故か涙が出てきます。

自分でも気づいてなかったけど初めての社会経験で週の半分は飲み会で常に上司の隣に座らされて接待。お酒も飲んだことないし父も飲まない家だから水割りの作り方なんか知らなくて酔っ払いに業務外で怒られる日々。当時は残業も多かった上に課で飲み会断る人なんてまだ一人も居ない時代で飲めないのに飲まされたり何度嫌な目にあったことか…。
藤井さんの会社の社長が若い女性社員に“自分の好きな歌うたえ”って言ってくれたこと。そんな当たり前が皆無だったからすごいいいなぁって。
父と同じ仕事に憧れてただただ仕事したかっただけなのに。上手く立ち回るのに精一杯で常に微笑んでたけど上手くやり遂げたと今まで思ってたけど、心の中は本当はすごく傷ついてたんだって藤井さんと鍋先生のおかげで気づきました。ありがとうございます。

とても繊細な本です。心に来ます。多くを語らずとも読者に気づかせてくれる鍋先生の作品が素晴らしいです。新刊でてすぐ購入しました。
私にも藤井さんが必要でした。
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9件
2024年9月14日

最新のレビュー

考えさせられる作品
普段読まないタイプの作品ですが、ランキングで見て無料分を読みそのまま気づけば既刊分購入してました。
「こうしなきゃいけない」という固定観念に無意識に囚われてしまう社会ですが、読むと「自分らしくでいいんだな」と気持ちが晴れやかになります。
最初はフジイさんの魅力に持っていかれがちですが、周りのキャラもかなり良い人だらけで好きです。
これからも新刊出る度に読み返しながら購入していこうと思います。
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1件
2025年4月18日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

自分の軸を大切に生きること
制作:わっきー(シーモアスタッフ)
40歳を超えて非正規社員、会社では空気みたいな存在で一度も結婚式に呼ばれたことがないなど、孤独で寂しい独身中年男の藤井さん。正直、最初はそんなふうに見ていましたが、読み進めるうちに印象が変わりました。藤井さんはしっかり自分の世界観を持っていて、悲観などまったくなく多趣味で人生を楽しんでる。他人や世間にどう思われるかは気にしない、マイペースで型にはまらない生き方はとても素敵で憧れます。今の社会で生きづらさを感じている人は、作中で藤井さんを観察していた人と同様に、悩みや焦りから解放され一歩踏み出せるかもしれません。鍋倉夫先生が描く、今までの価値観を変えてくれる魅惑的で格好いい藤井さんの完全にファンになりました。ぜひおすすめしたい作品です!

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