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BLマンガ
積木の恋【単行本版】
1巻完結

積木の恋【単行本版】

780pt/858円(税込)

546pt/600円(税込)
6/19まで

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作品内容

……好きだ。
愛してしまってから、生きることは数段難しくなった。

恵まれない生い立ちの蓮は、恵まれすぎている男たちの金を巻き上げることに、なんの罪悪感もなかった。
次のカモにと狙ったのは、総合病院の長男である医者の加賀谷。
呆気なく騙され蓮に夢中になる加賀谷を、内心馬鹿にしていた。
なのに──生真面目で真摯な愛情、穏やかな逢瀬。
彼と過ごす優しい時間に、知ることのなかった感情が湧き起こる……。

なにもかもやり直したい。
好きすぎて、苦しい。なのに一緒にはいられないことが、苦しい。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 積木の恋【単行本版】

    780pt/858円(税込)

    546pt/600円(税込)
    6/19まで

    ……好きだ。
    愛してしまってから、生きることは数段難しくなった。

    恵まれない生い立ちの蓮は、恵まれすぎている男たちの金を巻き上げることに、なんの罪悪感もなかった。
    次のカモにと狙ったのは、総合病院の長男である医者の加賀谷。
    呆気なく騙され蓮に夢中になる加賀谷を、内心馬鹿にしていた。
    なのに──生真面目で真摯な愛情、穏やかな逢瀬。
    彼と過ごす優しい時間に、知ることのなかった感情が湧き起こる……。

    なにもかもやり直したい。
    好きすぎて、苦しい。なのに一緒にはいられないことが、苦しい。

レビュー

積木の恋【単行本版】のレビュー

平均評価:4.6 39件のレビューをみる

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高評価レビュー

心が浄化される素晴らしい作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終わった今、色々な感情が渦巻いています。
子供の頃に行った同級生の家。そこでの「家庭愛」。自身の置かれる環境への恥ずかしさ。
心が痛かった。
詐欺を働いた理由は「家が欲しかった」
漠然と「家があれば幸せになれる」と思って、「幸せな人」「持っている人」から持っていない人へ、高い所から低い所へ流れる水のようにお金を巻き上げようとした。
でも欲しいものはHouseではなくHome。
満たされない思いと生まれ落ちた場所を選べない不公平感を抱えながら、罪悪感にまみれながら詐欺を働き続けた。
「親になる」「家族になる」と言ってもらえた時、どれ程満たされただろう。欲しかったものは「家」ではなく「世間では当たり前にあると思われている家族のぬくもり」だったから。
唯一の欲が満たされたあとは、欲しいものはなにもない無欲な姿をみせますが、無欲ではなく「最大の欲が満たされているからなにもいらないんだ」と思うと、泣けてきました。
また、収容されている場所の「寒さ」は本当に情緒的表現だな、と感じました。
極寒、雪。彼の心に吹きすさぶ後悔や満たされない気持ちの現れ。
同じ雪でもアドベントカレンダーの雪は、シーズンが終わっても飾っておきたい宝物。Homeが描かれており、描写の細かさに感嘆しました。

恋人であり、親であり、家族であり、愛のすべてを表現してくれる存在。「相手の気持ちがわからず失敗ばかりしていた人」とは思えない。
2人がお互い欠けたものを補い合い、心穏やかにこの先も生活出来ている事をただひたすらに祈ります。
最高の作品でした。
いいね
4件
2025年3月2日
主人公の境遇が。。。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良ゆう先生のBL小説のコミカライズです。原作小説は旧版を読了済み、旧版小説の後書きによると、元々この作品は「恋愛詐欺師」というタイトルでお仕事として2作目に書かれたかなりの初期作品で、11年に単行本として出版するために小説後半の2篇が新たに書き下ろし収録されているとのこと。コミカライズでは、前半部分だけで、書き下ろしでその後をちらりとだけ描かれてます。この小説書き下ろし後半部分の2篇が、ハピエンですぐに終われるはずがないふたり、特に蓮のその後の辛さもよく書かれているのですが、コミカライズでは、そこまでページ数なくて残念。

初めて原作小説を読んだ時は全く知らなかったのですが、Y新聞に掲載されていたインタビュー(検索すると今でも出てきます)でゆう先生の生い立ちについて知り、とても驚きました。この恵まれない蓮の境遇とほぼ同じだったのではないかと。。お仕事2作目として書かれているということは、きっとものすごくこの作品を大事にして自分と重ねて書いていらしたということですよね。お隣の女の子が部屋を追い出されるシーン、帰ってくる場所、家がほしかった、という言葉、あのインタビューを読んでからこの作品(小説でも漫画でも)を読むと、とても心に強く痛く響きます。

コミカライズ描き下ろし店頭配布用特典ペーパーの万里さんは原作小説の後半に出てくる重要人物なので、気になる方ぜひ小説読んでみてください。新版が出版されてますね。(新版小説は読んでないので、旧版と違いはわかりません)
いいね
23件
2024年3月12日
本編ラストでホロリ、描き下ろしで号泣
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は「おぉ、なんじゃこの画風は」と思いました。
まるでラフ画のようだなと。
でも、ストーリーに入り込むに従って、むしろ この潤いの無い絵が、主人公の心の渇きが表れているような、主人公には世界がこんなふうに無色に見えているんじゃないか という気がして
やばい、ピッタリだ!と思いました。

途中、ちょいちょい胸糞シーンあります。
子供がネグレクトされるのは本当に見ていて辛い。
でも主人公の人格形成を説明するのにどうしても必要だから 辛いけどちゃんと噛み締めて読みました。

加賀谷さんが 本当に仏のようでした。加賀谷さんには加賀谷さんのエゴがあったんでしょうけど、主人公にとっては正に「どんなに悪態をついても最後まで見捨てないで救ってくれる仏」でしたね。
こんな風に愛されたら素敵だな。

本当に辛い生い立ちだったし、これまでの人生もクソみたいなもんだったけど
それらを全て塗り替えてくれるような生活を、これから送れることでしょう。
お金が全ての詐欺師が、本当は控え目で物欲が無かったりしたので、素直に幸せを祈れます。
ささやかで穏やかな幸せ。良かったね、ほんと涙が出る。
いいね
3件
2024年11月7日
やり場のない悲しみで何回読んでも泣けます
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 正直、絵はかなり好みが分かれると思います。だけど秀逸なストーリーが主役だからこそ、挿絵としてむしろピッタリだと思いました。カモとなる加賀谷が話に食いついた時の蓮の表情。無機質な絵だからこそ表情が際立ち、ゾクっときました。ストーリーの詳細は伏せますが、2年の刑期を終え一緒に住み始めます。詐欺師として金を騙し取っていた蓮は一変、何も欲しがらなくなります。詐欺を働いたのは、もらえなかった愛情をお金で埋めようとしていたからなのでしょうね。(ああ、また涙が 笑)
小説も読んでいますが、読むたびにやり場のない悲しみに襲われます。親の愛情を受けずに育った子供が犯罪を犯す…。情状酌量の意義を深く考えます。本作はキリの良いところで終わっていますが、コミックでは描かれなかった前科者であるが故に、ちょっとした誤解から解雇されるなど悲しい話もあります。ラノベも発売されていますので、ぜひ併せて読んでいただきたいです。描き下ろしに登場する女性たちのこともわかりますよ。
いいね
3件
2025年1月2日
静かに感動
セール中に、評価が高かったので買ってみました。が、そんな軽い気持ちで買ったのが申し訳なくなるような、素敵な美しい作品でした。
物語は静かに進んでいくが、だんだんと雪が降り積もるかのように心にふわふわと、そのうちズシッと重く印象が残る感じ。
読み始めは、絵がなんか白い?線がゆらゆらしてる?と、最近流行りな感じの絵との違いが気になりましたが、読み進むにつれ、この物語の繊細で静かな世界にすごく合っているし、むしろこの絵こそが合っているのでは、と思えました。
表紙が、読む前は「なんか文学的で重そうで暗い?」という印象でしたが、最後まで読んでからもう一度見てみると、長い坂道を登る蓮の後ろ姿に、作中の場面と気持ちがよみがえり、グッと心をつかまれ、とても良い表紙だとわかりました。水彩の感じもいいです。
書き下ろしがとても良かったです。深い愛情と2人の幸せを垣間見れて私も幸せな気持ちになれました。
いいね
5件
2024年7月14日

最新のレビュー

もっと重厚感が欲しかった
底辺に孤独感が漂っていて、それが作画のシンプルさと共に冷たくて透明感を感じた作品。素敵な話ではあるんですが、出来ればもっと肉厚に描いて欲しかった。もっとドロドロしていてもいいし、人間臭さを感じたかった…私にとっては短編小説的な作品でした。
いいね
0件
2025年5月27日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

名作のコミカライズ化
制作:きりぽよ(シーモアスタッフ)
凪良ゆう先生が描いた冬の夜の響くような孤独とそれを癒す相手に寄り添える奇跡を黒沢要先生が丸ごとコミカライズ化!家族もなく不遇の末ゲイの恋愛詐欺を重ねる連が、新たに狙ったカモは大病院の息子・加賀谷。嘘の上の関係の筈なのに、本当が少しずつ混ざっていく切なさが、美しいほど寂しくて胸を絞ります…。

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