塩顔というか、フツメン？攻めの桃がイケメン設定なので、対比としてフツメンなんだと思いますが、テレビドラマとBL界では『“フツメン顔”という設定のイケメン』が演じている中、本当にちゃんとフツメン顔で落差を出されているところに、作者さんの誠実さ
を感じます。フツメンだけど、フツメン塩顔が大好物の私にとっては大変なごほうび顔なので、とても有り難いです。顔の時点でもう感謝しかない。ヤンキーBLということで流血もありますが、これもオシャレなビジュアル系やファンタジーのような美しい流血ではなく鼻血！がっつり鼻血だし、殴られて青アザだし、腫れあがってて、めちゃめちゃ良かった。もう、この時点で作者さんの作画力とビジュアルに対する絶大な信頼が生まれています。あと、名前のあるモブヤンキー？脇役？も『こういう顔のヤンキー見たことあるわ！』みたいな実在性が最高。ヤンキーへの解像度とクオリティが高い。素晴らしい。良い。関係性も幼なじみの延長線ゆえのごたつきが良かった。作者さんが本ッ当にヤンキーの世界観にこだわって描かれたのが良くわかる良いお料理でした。シェフのこだわりの一品。大変美味しゅうございました(岸Ａ子調で)。
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