木下先生大好きだ〜
クリスマスは私事で記憶に残るストレスフルな日々になってしまったので、ようやく些事が落ち着き、ほっこりしたくて木下先生なら間違いないと積読から選んでみました。たぶん紙本が2007年発刊、電子版が2012年発刊です。
「
ライフイズビューティフル」「隣の彼」の章タイトルですが、同じCPのお話です。たぶん同タイトルの外国映画があるので(映画内容は全く違うけど、ボロ泣きオススメです)、大人の事情で「隣の彼」が単行本タイトルになったのではないかと。
大学入学のため上京してきた松田くんが入居したアパートのお隣さん、可愛い女の子はなちゃんと2人暮らしの八乙女さんが気になって、、っていうほっこり話。
木下先生の作品には小さな子ども連れの男の人が出てくること多いですが、都合良い子育て話にはならず(なんでこんな身近に物分かり良すぎるヘルプがいるんだ〜とちゃぶ台投げることにはならず)、みんなそれなりに苦労してるので応援できますね。八乙女さんが一所懸命子育てしてる理由がかなりキツくて、ほっこりしつつも切なくなる、その塩梅がちょうどよくて、さすが木下先生上手いな〜って感心します。10年以上前に描かれたお話ですが、単巻で綺麗にまとまってて、最近のBLにあまりない気がする、ほっこりのんびりして切ないBLなので、木下先生作品を最近好きになった方はぜひ〜入門編にもいいですよ。
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