男爵令嬢ベルは、没落した家を再興するために、裕福なロイズ男爵との婚約を受け入れた。だが婚約披露の場で、ベルは手作りの菓子を「貧乏臭い」と嘲笑され婚約破棄されてしまう。
嘆き悲しむ彼女のもとに現れたのは、名門エヴァン侯爵家の当主・ジャン。ベルは姪の家庭教師という依頼を受け、閉ざされた少女の心を癒す日々を送る。次第にベルの優しさは彼女の心を開き、少しずつ周囲にも変化をもたらしていく。
そして、ベルとジャンもまた心を通わせていくが、二人の間には身分差という壁があり・・・。
※この作品の1・2巻は『溺れるほど愛されて、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック16巻』の収録作品です。重複購入にご注意ください。