田舎の美大生・リクトは二年に進級し、憧れの村雨教授のゼミに入る。気になる女の子・リサとも意気投合し、まさに理想の楽園だと思っていたが…。ある夜、静まり返ったキャンパスで衝撃の光景を目撃する。「教授と…リサちゃんが…!?」。憧れの師とリサとの禁断の関係を知って動揺するリクト。翌日、リサに声をかけられる。「あの時…見てたよね?」。地方美大の凡人は夢など見ず、刹那的に生きるべきと語るリサ。自身の夢を「幻想」と切り捨てられ、失意のリクトだったが…無人の教室で才能あふれる絵を見つける。それは、クラスで浮いた存在・ハルカの描いたものだった…。夢と現実の狭間でアートを志す若者たちを描く、青春ハーレム群像劇!