それは学校内の未来のビジョンを視る力。空城海斗は偶然手に入れた未知なる力を『ブラックアウト』と名づけた。ブラックアウトが視せたビジョンは自身の破滅の未来。エリートたちが通う進学高校の歪な悪意は、海斗を教室のスケープゴートに仕立てあげていた。さらにその悪意は幼馴染の神田夕奈にも向けられる。そして海斗が視たのは夕奈のあまりに絶望的な――バッドエンド。「運命には重力があり、不幸な結末に誘引される」未来から迫りくる絶望、悪化していく現実。追いつめられた海斗は未来を変えるべくブラックアウトの力を使う。これは『未来に起こる不幸』への復讐劇だ。