小さな村の孤児院で育った少年、レージは唯一の親の形見である手描きの本に描かれた伝説上の生き物、ドラゴンに夢中。
ある時「伝説上の生き物」と思われていたドラゴンの翼らしき形の骨が見つかったことにより、冒険者の間では空前のドラゴン捜索ブームに!
レージも例に漏れず冒険者を目指しドラゴンを探すことを夢見るが、ベテラン女冒険者であるベルに止められてしまう。
周りの大人の目を盗み、形見である本に描かれた手がかりをもとに1人冒険の旅に出たレージだったが、訪れた先の「赤の洞窟」にぽっかり空いた穴に落ちてしまう。
死を覚悟したレージだったが、不思議なことに穴の中に居た全裸の人間に助けられる。
そしてなぜかその人間はドラゴンを自称し始めて…