現代に生きる魔女・ライラと、用心棒を名乗る謎めいた女性・アクルックス。
唐突に部屋に入ってきたアクルックスにオナニーを見られたライラは、傷を負っていた彼女を介抱し、
薬で火照る身体を慰め、女同士の良さを教えた。ライラが翌朝告白すると「女に興味はない」とあっさり振られてしまう。
だが、悲しげに笑うライラから目を逸らせなかったアクルックスは、本心では魔女の放つ光に強く焦がれていた。
身体を重ねる中で、アクルックスはライラの抱える暗い過去を暴いていく。
傷跡を抱く残酷な手に、ライラは怯えながらも絶頂し、恋した相手から与えられる快楽にただただ翻弄される。
――過去に魔女狩りに遭い、ずっと玩具にされていた上に、子どもを失っていたライラ。
子どもを守れなかったのに自分だけが幸せになってはいけない、だからアルちゃんが私を好きじゃなくて良かったの、とライラは微笑みながらアクルックスに語る。
永遠に実ることのない恋が辿り着く先とは…?
支配と受容が交差するエロスとドラマ。甘さと苦さが共存する、ひと癖ある百合をどうぞ。
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