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BLマンガ
ぼくのブルーキャット【特典付】
1巻完結

ぼくのブルーキャット【特典付】

750pt/825円(税込)

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225pt/247円(税込)

作品内容

僕には、この手をとる資格があるのだろうか?
恋心と贖罪に揺れるドラマティック・ラブストーリー

「僕はあの日 ピアノを選んだんだ」

天才ピアニストとして国内に名を馳せる依鈴は、充分な実力があるのに海外での活動実績はいまだゼロ。
理由は、幼なじみの当真とどうしても離れることができずにいるから…。

当真の右手にある痛ましい傷痕は、彼がかつて奏でた猫と戯れるような弾む音色を奪ってしまった。
その原因をつくったのは自分だと、依鈴は今でも”あのとき”のことを後悔していてーー。

好きなのに、罪悪感が邪魔をする。
一歩踏み出せない二人のビタースイート・ラブ。

【紙&電子共通応援書店ペーパーを収録】
◆◇◆単行本カバー・カバー下イラストを収録◆◇◆

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • ぼくのブルーキャット【特典付】

    750pt/825円(税込)

    僕には、この手をとる資格があるのだろうか?
    恋心と贖罪に揺れるドラマティック・ラブストーリー

    「僕はあの日 ピアノを選んだんだ」

    天才ピアニストとして国内に名を馳せる依鈴は、充分な実力があるのに海外での活動実績はいまだゼロ。
    理由は、幼なじみの当真とどうしても離れることができずにいるから…。

    当真の右手にある痛ましい傷痕は、彼がかつて奏でた猫と戯れるような弾む音色を奪ってしまった。
    その原因をつくったのは自分だと、依鈴は今でも”あのとき”のことを後悔していてーー。

    好きなのに、罪悪感が邪魔をする。
    一歩踏み出せない二人のビタースイート・ラブ。

    【紙&電子共通応援書店ペーパーを収録】
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レビュー

ぼくのブルーキャットのレビュー

平均評価:4.8 33件のレビューをみる

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高評価レビュー

青猫達の戯れ合いと成長を見せてもらった感
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ブルーキャットという言葉に教科書にあった萩原朔太郎の詩を思い出しました。だからだと思いますが夜空、月、電線の背景や、コンサート会場から2人車で都会から静かな海辺までのドライブからは、言葉に出来なかった2人の想いや楽しかった頃を大事に想う、それぞれの哀愁の様なものを感じてジーンとしました。そして夜の砂浜での2人の会話に、ブロマンス的な関係の卒業を感じて青春だなと。色んな青春があると思いますが、個人的にはリア充的な青春よりも、真綿の様な苦しみに満ちている毎日…だと美しいなと思うんですが、当真とすずの3年間がそうで、突然で。そこからどう大人になってしまうのか。その描かれ方がピアノの演奏と重なってとても美しかったです。
また作者の描く背景はそれもキャラクターのひとつの様で。真っ暗な中の細かいカケ編みや明るさをトーンで少し暗くする描写に、深い悲しみや感傷的な空気を感じて懐かしく、良いなと思いました。

当真が当時すずのアルバムを聴いていたのは、憧れというのもあったと思いますが、すずを通して夢みたものがあったんだろうなと。逆にすずは当真が初めてできた友で、彼の家で過ごす時間は特別だったのかなと。なので親友をいつ性的に意識したんだろ?と。あの事件からかな?と思いました。すずが同性の性的対象になり得るのだと当真は知って、すずはその対象になってしまった自分は当真から全身で守って貰えると知ってしまったからかな?などと思い。流した血からは2人の原罪を生み出した様なで…好き勝手に読んでますが良いなと。作者が記したピアノ曲からは、言葉ない2人の気持ちを感じて良かったです(ショパン雨だれとバルトークの未完の曲)それぞれ流しながら楽しみました。だからかコンクールのすずには感動で、袖にはやっぱり当真がいて、新しい2人の姿はこれなんだなと。

第五楽章の前に作者のあとがきがあり、次のページに「未成年への性的な加害を示唆する表現〜」の注意書きがありました。電子なのでもしかしたら地域差など、表示の違いがあるのかもしれませんが、その様な表示を作中で見たのは初めてだったので驚きました。言葉が難しいですが、まるで表現に於いて小さくなっていくお菓子を見た様な。日頃読んでるBL作品や作者の気持ちを(事件がないと物語が成り立たないのになと…)想いました。読了して作者の前作を読むとまた違って良かったです。
いいね
22件
2025年10月26日
その音を、思い浮かべながら
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 美しい表紙に惹かれ、新刊購入。主人公のふたりも物語の世界も、とても哀しく美しかった。

若き天才ピアニスト依鈴と、幼馴染で調律師をしている当真のお話。訳あり風な冒頭からうっすらと見える、心は繋がりながらも、何かが邪魔をするふたりの距離感。
暗い自室のグランドピアノの下で、楽譜にまみれ猫のようにうずくまる依鈴の身体は、壊れてしまいそうな繊細さと孤独な心を滲ませている。

学校からのコンクール推薦は辞退し、海外へも行こうとしない依鈴。日本を離れたがらない理由を問われれば、脳裏に浮かぶ当真の微笑みと、じっと見る自身の右手。
二人の過去に何があり、今の関係に落ち着いているのか。
添い寝からの右手にキス。雨の日のショパンと、連弾。そして説明のいらない、魅せる画力。
次々と絵で語られていく美しいシーンが、たまらない。

静かに哀しい音が張り詰めているような場面もあれば、綺麗な音の粒がふわふわと漂うような場面もあり、美しい。
ツンツン美人な依鈴と優しい包容力美男子当真の顔面にいたっては、美しすぎてしばし見惚れてしまうほど。
にゃんこのほこりも、重そうなフォルムがとてもかわいい。

指揮者として名を馳せている父からの敢えて厳しい助言。同じくピアノの道に進む、兄思いの弟。音楽家ならではの葛藤と、恋と罪悪感が絡み合い、物語に引き込まれていく。
決断と覚悟からの、同じ楽譜を思う絆と、音から感じとる姿も良かった。そして足を踏み入れる、過去の出来事…。

途中、未成年への性的加害を示唆する表現があるとの注意喚起ページが設けられ、読み手への配慮がされています。
とても心が苦しいです。

全240ページ。とても読み応えがありました。
最終話で体のあちこちが痛くなった理由は、bonus trackで。練習の成果、どこかで見せてください。

ふたりとも色っぽいし美しいし、ほんと眼福。お互いがお互いしかない感じもすごく良かった。
世話焼き当真が住み続ける一軒家に彼の重い一途さを感じるのもいいし、ご飯作るのも爪切るのも、すごくいい。
調律師当真のエプロン姿も癖でした…
いいね
19件
2025年10月26日
良い…良い…良すぎー!!神作!!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 実は他作品は自分には合わず、でも絵は好きなので、次を期待してましたが、これは本っっっ当に良かった!!期待して待ってて大正解!!私の神作リスト入り決定!!ストーリーも絵も本当に素晴らしい。読後の爽快感と幸福感も秀逸。今でも余韻に浸っていて、もう何回も読み直してます。この作品については細かい事は言いたくない。とにかく読んで!と言うのみ。
私もピアノをかじってましたが、ピアノや音楽を嗜んだ事がある人はより楽しめると思います。音楽を扱う作品は描写が難しいと思いますが、音の表現や演奏シーンがとても上手い。素晴らしい音がまざまざと聴こえてくるような描写で臨場感がハンパなく、まるでその場に自分も居るような感覚。音の表現を、言葉ではなく最低限のコマ割りや描写で表現する手腕が本当に凄い。音楽やピアノに関する専門用語や人物や曲の解釈など、詳細で的確な話題やネタも豊富で面白い。本選の結果までドキドキしっ放しで、終盤につれどんどん盛り上がっていくストーリー展開と、疾走感や躍動感や緊張感が素晴らしい!!
そして何より、依鈴と当真の2人が本当に良い。2人の特別な関係性がとても丁寧に描かれ、互いに相手を心から想う気持ちが痛いほど伝わってきた。天才ピアニストと調律師という間柄も、心の奥底で共鳴し合っている感じで良い。互いの傷やトラウマをそれぞれ自分のものとして全て包み込んで寄り添う2人はもう一心同体ですね。Hは最後までの表現ありませんが、ストーリー重視派の方は、とても温かく幸せな気持ちになると思います。
あぁこの作品に出会えて本当に良かった。とにかく続編を!依鈴と当真が一緒に世界を駆け巡る日々が見たい!もちろんラブラブ日常もたっぷり!そして練習の成果をしっかり見せてほしいw!是非とも続編をお願いします!!
いいね
7件
2025年10月21日
ひとめで引きこまれた
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ まずは、絵から。そして、ピアノを弾くすずの姿に。すずを支える臣の絵に。その2人だけの世界に。お話に。全てが美しかった。
お互いに思い合っていてもその先へ進むことが、すずの過去に受けた出来事がトラウマとなって、できずにいるけど臣はそれをも受け入れてすずを大事に支えている。
このお話は何の説明もなく、2人を取り巻く人物の関係性も分からない。でも、知っていることを前提にお話が進む。だから、もしかしてこの前のお話があったのかな?これは後編、もしくは2巻目かな?と何度か確認をしたほど 笑
大丈夫。一巻完結でした。そして、その優しく美しい雰囲気のままお話は進み感動します。

ピアノと臣のどちらかを選場なければならなくなった時、すずは決めることができず逃げを打つけど、ピアノへの情熱は止まることがない。そして、臣の近くにいることもすずの願い。そんな立ち止まったままのすずを臣はあえて突き放す。
臣との別れからピアノに向き合わざる得なくなったすずの快進撃は始まり、世間を騒がせるほどになる。
でも、やっぱり臣を欲する気持ちに抗えず、臣も忘れることができず後悔する。そんな時、
世界的なコンクールへ選抜される大会で事件は起こる。奇しくも過去のトラウマを作った人物によって。それが2人の現状を乗り越えるきっかけになる。
えち は全くと言っていいほどないです。でも、朝を迎えたシーンはめちゃくちゃ嬉しかった。
素敵なお話でした。後編か次巻があってもいいんじゃない?って感じです笑
いいね
1件
2025年10月31日
音の聞こえる漫画
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵はもちろん、ストーリーも本当に素晴らしかったです。
最初に依鈴が弾くピアノの音、当真と依鈴の二人で弾く音、コンクールでの音、そして最後のもう一度二人で奏でる音。それぞれ全く違う響きで聞こえてくるようで、その音の描写に圧倒されました。白黒の静かな世界なのに確かにそこに音がある。演奏の音だけでなく環境音や呼吸音まで感じ取れるような臨場感があり、ページを捲るたびに心が震えました。
また、心理描写の繊細さも圧巻です。セリフのないコマに込められた表情や仕草ひとつで、二人の感情がじわりと伝わってきて、胸がキュッとなる瞬間が何度もありました。
静と動、音と沈黙、心と心の距離、その全てが丁寧に描かれた、まさに音の聞こえる漫画でした。
いいね
3件
2025年10月28日

最新のレビュー

雰囲気すき
キャラクターめちゃめちゃ魅力的です!二人の手の特写シーンも色んな意味で最高です!私的には後半の進展がちょっと早いかな…?と思いますけど、それでも充分に良い~!相性も最高です!!!
いいね
0件
2025年11月24日

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