辺境伯の末娘であるシルウィン・リグウォンは、自身の美貌と価値を誰よりも信じている。18歳にして未だに婚約者が決まらなかったのは、高すぎる理想と自己愛ゆえだったが、初恋の相手・アスター・ディルセオンと王命により婚姻を結ぶことに。しかし、再会した彼は別人のように冷酷で、さらに屋敷内に愛人を囲っていた。使用人からも冷遇され、居場所のない日々を送るシルウィンは、踏みにじられた誇りを取り戻すため、アスターへの復讐を決意する。目的を果たすためにシルウィンが狙いを定めたのは、“愛人”アウラ。アスターが溺愛するその人物の正体が、実は女装した男性であることを見抜いたシルウィンは、彼の秘密を盾に復讐への協力を命じる。共に行動し、互いの本心に触れるうちに、目的を果たすためだけの共犯関係は次第に特別なものへと変わっていくが、そんな中、シルウィンが瀕死の危機に晒されてしまう。シルウィンを救うため、アウラは彼女の首筋に牙を立てる――それは、二人が一蓮托生となる吸血鬼の契約だった。傲慢な令嬢と、ある目的のために偽りの愛人を演じる吸血鬼が、血の契りで結ばれるロマンスファンタジー!comico×ガブリエラブックス×ムーンライトノベルズの共同開催コンテスト「ロマンスファンタジー漫画原作大賞」の準大賞受賞作(原題:傲慢花嫁と恋の契約)が、満を持してコミカライズ!