「ヒセラ・トルエバ! 君との婚約を解消してくれ」
魔術学園の卒業式で、王命によって定められた婚約を王子トンティトから一方的に破棄されたヒセラ。
衆目の中で困り果てる彼女を庇ってくれたのは、ユリウス帝国からの留学生、リーンだった。
トンティトから煙たがられ苦労していたヒセラをずっと支えてくれていたリーン。
彼はその場を収めるとヒセラに求愛し、自分が隣国ユリウス帝国の皇太子リーンハルトであることを明かす。
「もう待たない。俺はずっと君が欲しかった」
転移魔法でリーンハルトの屋敷に連れ帰られたヒセラは、愛を囁かれながら気を失うまで愛撫され……。
ずっと想い続けてくれたリーンハルトに絆されかけるものの、運命の相手―ツガイ―であるヒセラに向けられる愛情は重く、なんだか少し怖くて……?