岡田和人作品が好きでほとんどチェックしていて単行本読破したあとにケータイでも読んでいます。ケータイは白塗りが多くなるけど全体の雰囲気が変わるので2度楽しめます。
この作品は作者の集大成という感じ!
温かい人間が苦手で冷たい人形にしか愛情
を感じられない童貞の男と、他人を信じられなくなった高校生の美女が、同居生活を通して育む愛の形はまさに「いびつ」。
後半に行くほど暗くなります。またこの作者の特徴で悪人キャラの闇にとことん希望がないから、「すンどめ」のコミカルさを期待してる人にはオススメできない。
人の心の闇にもまれながらいつの間にか成長する切なくもイビツな愛の行方。マンガというよりは現代の文学作品といったほうが近い気が。好みは確実に別れると思います。
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