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作品内容

全国高校駅伝第6区、波切島高校は遂にトップに立つ。アンカーの雄介につなぐ重責区間を担うのは、キャプテンとして波切島を支えてきた本松。一方、2位の山梨修央の走者・岡本は、監督の指示に従い本松の5m後方を追走する。大会を通じ、初めて追われる立場となった波切島。息詰まる心理戦が、始まろうとしていた……。

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作品ラインナップ  全33巻完結

  • 奈緒子 21

    630pt/693円(税込)

    全国高校駅伝第6区、波切島高校は遂にトップに立つ。アンカーの雄介につなぐ重責区間を担うのは、キャプテンとして波切島を支えてきた本松。一方、2位の山梨修央の走者・岡本は、監督の指示に従い本松の5m後方を追走する。大会を通じ、初めて追われる立場となった波切島。息詰まる心理戦が、始まろうとしていた……。
  • 奈緒子 22

    630pt/693円(税込)

    全国高校駅伝最終の第7区、先頭を独走する山梨修央を第二集団が驚異的なスピードで追い上げる。集団の中心を走る雄介は、船橋第一・黒崎の執拗な揺さぶりに耐え、一段とペースを上げる。だがその時、雄介の足に異変が……。
  • 奈緒子 23

    630pt/693円(税込)

    全国高校駅伝最終七区、残り900mのところで山梨修央の西条が脱落。先頭集団は、雄介をはじめ船橋第一高の黒田ら5人となった。しかし、常にトップを走り続けていた雄介も、史上稀にみるハイスピード展開に、己の力の自信を失いかけ……。そのとき、雄介の耳に大介の声が飛び込んできた!
  • 奈緒子 24

    630pt/693円(税込)

    雄介とシャバ・シンバ、黒田による決戦の舞台は、大観衆の待つトラックへともつれ込んだ!! 三人それぞれの思いが交錯するなか、雄介が体ひとつ分リードする。「疾風(かぜ)ーッ!!」の歓声が巻き起こるスタジアム。西浦はひとり静かにそのスタジアムから離れようとしていた……。
  • 奈緒子 25

    630pt/693円(税込)

    またもや荒井は雄介を「ボクサーになれ」と誘うが相手にされない。そこで、反射神経には絶対の自信を持っている荒井は、雄介に50mダッシュの勝負を挑む。「お前(雄介)が勝ったら、もうボクシングには誘わない。ただし、オレ(荒井)が勝ったらトレーニングにつき合え」という条件をつけて。
  • 奈緒子 26

    630pt/693円(税込)

    日本陸連から強引な短距離転向の勧誘を受け、軽井沢で行われるリレー日本代表選抜選考を兼ねた強化合宿へ招かれた雄介。桧山をはじめとする日本を代表する短距離ランナーたちは、突然やってきた短距離は素人の雄介に強い拒絶反応を示していたが、雄介の実力を目の当たりにして驚異に感じだしていた。
  • 奈緒子 27

    630pt/693円(税込)

    ヨーロッパ選手権代表選抜合宿の最終選考会を待たずして、故郷・波切島へ戻った雄介は、監督代行・本田の指導の下で行われている、波切島高陸上部の地獄の夏合宿に参加。そこへ、雄介を選抜合宿に連れ戻そうと桧山がやって来た。しかし戻る気のない雄介は、島で仲間たちと走り続けることを選ぶ。
  • 奈緒子 28

    630pt/693円(税込)

    雄介にボクシングの才能があると感じた荒井は、キャンプ最終日に行なわれる打ち上げトレーニングに雄介を誘った。そこで雄介が見たのは、普段のとぼけた荒井ではなく、己を極限にまで追い込んだ闘士の姿だった。彼の言う打ち上げとは、自分より上の階級の猛者6人を相手にするスパーリング。順番に挑んでくる相手全員を倒すか、自分が倒されるまで続く真剣勝負だった。
  • 奈緒子 29

    630pt/693円(税込)

    腰を痛めている宮崎の治療に必要な海水を採取しに、舟で海へ出た雄介、本田、そして権じい。海水の採取は無事に終わり、3人は島へ戻ろうとするが、途中、荒波で舟が大きく揺れ、本田が海へ放り出されてしまう。激しい潮の流れに巻かれ、海中深くへと沈んでいく本田。雄介は本田を助けようと、海へ飛び込むが……。
  • 奈緒子 30

    630pt/693円(税込)

    各県の精鋭がそろう、全国都道府県対抗駅伝大会。長崎県代表チームの第一区を任された吉崎は驚異的なスピードで走り、序盤で先頭に立つ。これは明らかなオーバーペースだが、吉崎は自分でその事に気づいていない。そのため中継所まで残り2kmというところで、ついに脱水状態で倒れてしまった……。

レビュー

奈緒子のレビュー

平均評価:4.6 12件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 悲しくも感動できる
    アーツさん 投稿日:2022/10/30
    何度読んでも感動してしまうマンガです。 悲しい出来事があっても走ることで乗り越えていく姿や負い目があって戸惑う少女との関係に気になって読んでました。

高評価レビュー

  • (5.0) 人は人の為に生きる
    万帖のマサさん 投稿日:2008/1/27
    最近、人は、人のために生きていってこそ、その幸福が自分のもとへ帰って来る、ということを忘れてしまったのではないでしょうか。人の心に活力を与える滅私の行動こそが、多数の人を動かす結果となるのです。力で人を押さえつければ、その人が弱れば排斥され 、真心で人をなびかせれば、弱ったときにも、助けられるのです。なぜなら、人は群れて生きようとするため、その群れの中での安心を求めるからなのです。真心には、思いやりからくる協調があります。一時期、思いやりは迎合だと捉える人や、協調は安易な妥協であると捉えて蔑んだ時があったようです。要するに、自己の栄達のみを中心とし、真心より、征服への作戦を重視するといった状況になってしまっているのでしょう。一人ひとりが肩を抱き合い、助け合って「人」という字を形成しているのだということを、再認識したいものです。本誌「奈緒子」では、どのような真心が育っていくのでしょうか。 もっとみる▼
  • (5.0) 感動の連続
    ホジュンさん 投稿日:2008/12/25
    現役の陸上部員である息子と一緒に読みました。息子曰く競技の専門的な話は役立つ内容だという事です。雄介の幼き日々の父、母、兄との出来事を織り交ぜた見事な構成と写真を見るような細かい絵の描写がまた感動を覚えます。先輩や同級生の回想もややくどいか もしれないけれど気にならなくサササッと読み進めました。涙、涙の連続でした!息子曰く、こんなに凄い選手いないよ〜 母としましては息子には、雄介を目標にして(劇画だけれど)切磋琢磨してほしいと願っています。 青少年にお勧めしたい作品です。 もっとみる▼
  • (5.0) 中原裕先生の
    ユウさん 投稿日:2020/5/8
    描く陸上ロマン。波切島に住む壱岐大介、雄介の兄弟。兄:大介は島で一番の秀才、弟:雄介は島一番の俊足で『日本海の疾風』という異名を持つ少年だった。この兄弟と壱岐兄弟の父親に昔命を助けられた篠宮奈緒子とが出会うことにより、物語は始まる…。長距離 走に青春を賭ける雄介、雄介に惹かれる奈緒子、東大を目指す傍ら奈緒子に惹かれる大介。この三角関係はどうなるのか…?週刊ビッグコミックスピリッツにて連載された大長編青春ドラマ。確か映画化もされています。読んでみてくださいね! もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

どこに向かって走る
営業:ませびー(シーモアスタッフ)
漫画は中原裕先生・原作は坂田信弘先生が手がけた、映画化された話題作です。主人公・壱岐雄介が走って走って、走りまくります。画面いっぱいに描かれた綺麗な風景は、まるで一緒に走っているかのような疾走感を感じられます。タイトルの由来にもなった社長令嬢・篠宮奈緒子も気になる登場人物です!

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