梅太郎作品の中でもこの“眠り姫&チビ王子”が大好きです
続きは本で読んだのですが、この1作目だけ読んでなかったので嬉しかった
巧いとは言えない絵ですが、繊細な雰囲気が作品に合ってます。
最初はカフェで見てるだけ。偶然ホテルで
見かけ、一度だけと誘ってみたものの…喜んだり落ち込んだりしながら、貴史と千束さんが近づいていく過程がいいです。
千束さんは、眠り姫というより野獣。傲慢で怖いくらいに厳しい人だけど、容姿・仕事ともに完璧で、貴史がメロメロになるのも理解できますね。(千束冬至という名前がすでに格好いい)
ただ、2人の環境や価値観があまりに違いすぎるので、もっと自分に似合う人を好きになればいいのにって思ってしまうことも。
それでも、コンプレックスを乗り越え決して千束さんを諦めない貴史に誠実に向き合う千束さんは素敵でした。
誰かを待つことも待たせることもしない千束さんに「お前だけだ」と言わせる貴史は、千束さんの恋人です。
もっとみる▼