葬儀屋さんが舞台のお話ですが、恋有り笑い有りのコメディ色の強い作品です。出てくるメインキャラクターが全員愛すべきポイントを持っていて楽しいです。
中でも一番は途中から参加のゴスロリをこよなく愛する小町ちゃんでしょうか。
彼女が出てきたおか
げで主人公の望君の恋路が報われ始めた気がしなくもないです。
その主人公の、世話になった年上の大人の綺麗なお姉さんの雲居野さんに恋する単純でアクティブで、ポジティブだったりネガティブだったり感情の起伏も忙しく、だけど真面目で一途な愛すべき馬鹿なキャラクターにも好感が持てました。
ただラスト、彼には厳しい現実が待っています。不幸が作為的な印象もありますが、否定する気も起きません。
人間ドラマが面白い逸品です。オススメですよ。
もっとみる▼