かわいい絵柄と話の雰囲気がぴったりとハマっていてイイ感じです
明るくて可愛くて、でもちゃんとピンポイントで切なさもアリ、ちょっとした隙間に毒もアリ(さすが日の本サン!)。この6ストーリーもそれぞれテイストが違っていて飽きずに楽しめると思いま
す。思いのほか読みごたえがありました!
が、しかし、
(他の方のレビューにもありますが)ダークでちょいブラックな日の本さんがお好きな方は、1〜5話はお止めになった方が無難です
【はじまりの日、先天性よい子、幼友だち】
明るくてあっけらかんなほのぼの高校生モノ。甘酸っぱくて可愛すぎですおバカでかわいい男子たちのカワモエを満喫個人的にはこんなかわいくておバカな感じ大好きです
【無情ロマンチスト】
幼い時、自分を誘拐しイタズラした犯人に復讐する話(下剋上モノ)。でも本当はずっと犯人のことが好きだった、というオチ。監禁萌え嗜好の方向き?でもそんなにエグくないです。
【僕のセンセイ】
生徒×先生。この作品の中では一番エロくて甘アマ〜な話。でも描写はあっさりだからエロ萌えはないかも。先生、アナタ…理性は何処へ?
【架空の日々】
幼馴染み同士の切なくてたまに毒?もあり、でもどこかほのぼのな恋の話。オススメです。読むなら全部通して読んでください。で、2度読みをオススメします。
始まりはあれっ?って感じですが、その後の展開がまさに「架空の日々」!1回通して読んでみた時は、ほのぼのなのに何かシリアス…あれ?よくわかんないかも…(゚〜゚)?と思ったんですが、読み返すとよく分からなかった部分がちゃんと見えてきて「あ、何かいいかも」と思いました。ラストで八津(攻)の想いが明かされるんですが、もう切なくて痛くて…でも、それってもしかしてちょっと病んでる?(笑)みたいな。そこらへんが日の本印
「…この気持ちには名前すらない」
ラストのこの言葉に堕ちました…
以上、長くなりましたが、個人的には購入をオススメ!といきたいところですが、内容にかなり落差があるので如何とも…でもやっぱり表題作は何気にオススメです
未読なら是非
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