仕方ありませんが、イマイチ物足りない、というか、先が読める。
実際は3.8くらいの評価です。
同じような時期に配信された「ラブレス」のように、短編でもなるほどと思わせる上手さがこの作者さんの真骨頂だと思うのですが、これはちょっとベタで
したね
高校の入学式に最悪の状態で知り合った、純情な忠次とセックスを“高尚な趣味”と言い切る、本能に忠実でケンカ上等、セックス以外はどーでもいい、一言で言ったらメチャクチャな美丈夫、浅見麻美。
密かに麻美に恋する忠次は忠犬のように麻美の世話をするけど、麻美の緩んだ性生活は一向に治らない。
麻美の従兄弟のタマコに「嫉妬しないの?」と聞かれても、一々してたら死んじゃうから、と、本当は物凄くある独占欲をひた隠しにしていた。
だがある日意を決して、麻美に意見するが、反対に、発情しないか試してやる、とからかわれ、頭にきた忠次は麻美を押し倒してしまいます。
そこからの展開が、まぁ想像の範囲っていうか、どこから降って湧いたんだ?な、麻美に横恋慕する弟の登場とか、なんかバタバタ
惜しい!
もう少し話を伸ばして、麻美の変化がじっくり見たかった。
もっとみる▼