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子爵ヴァルモン 1
2巻完結

子爵ヴァルモン 1

530pt/583円(税込)

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作品内容

18世紀、パリーー。稀代のプレイボーイ・ヴァルモンと、その愛人であり盟友であるメルトイユ夫人が、清純な少女・セシルに、快楽への道を手引きする…!ーー発表当時、あまりにもスキャンダラスだったために問題視されたラクロの原作を、さいとうちほが大胆解釈! さいとう氏が22年間も温めてきた、背徳の古典を原作にしたコミックなだけに、含蓄のある台詞が随所に散りばめられています。2人の男女の往復書簡によって物語が進むさまは、現代のメール社会に生きる私たちにとって、ある意味示唆的。男の策略と女の建前をじっくり堪能できる、もはや文学といってもいいくらいの、身もだえするような恋愛ストーリーです。

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 子爵ヴァルモン 1

    530pt/583円(税込)

    18世紀、パリーー。稀代のプレイボーイ・ヴァルモンと、その愛人であり盟友であるメルトイユ夫人が、清純な少女・セシルに、快楽への道を手引きする…!ーー発表当時、あまりにもスキャンダラスだったために問題視されたラクロの原作を、さいとうちほが大胆解釈! さいとう氏が22年間も温めてきた、背徳の古典を原作にしたコミックなだけに、含蓄のある台詞が随所に散りばめられています。2人の男女の往復書簡によって物語が進むさまは、現代のメール社会に生きる私たちにとって、ある意味示唆的。男の策略と女の建前をじっくり堪能できる、もはや文学といってもいいくらいの、身もだえするような恋愛ストーリーです。
  • 子爵ヴァルモン 2

    530pt/583円(税込)

    パリ社交界のスキャンダルを描いたラクロの古典的名作『危険な関係』を、 この作品をこよなく愛する、さいとうちほが独自の解釈で完全コミカライズ! 「愛して、征服して、捨て去ること」 それは稀代のプレイボーイ、トリスタン・ド・ヴァルモン子爵にとって、 自由を唯一の友とする放蕩者(リベルタン)としての最高のプライド。 そんな彼の甘い罠の標的となったのは、 清純な美少女セシル、敬虔なトゥールベル法院長夫人、 そして盟友でもあるメルトイユ公爵夫人という、 年齢もタイプも異なる3人の女性たちだった。 しかしこの危険なゲームは、次第に彼自身にもその刃を向け始め…? はたしてゲームの勝者は? そして真の勝利とは…? 男と女。愛と自由。欲望と純愛。 現代にも通じる普遍的なテーマが、新たな息吹とともに鮮やかに甦る!

レビュー

子爵ヴァルモンのレビュー

平均評価:4.0 23件のレビューをみる

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高評価レビュー

良い!原作に限りなく近い!
さいとう先生の作品は色々読ませていただいてます。この作品がいつものさいとう先生の作品と違う感があるのは1700年代後半に書かれたラクロの原作『危険な関係』に限りなく近いからでしょう。しかも、ラクロは作家ではなく軍人だった!驚きです。
物語は18世紀フランスの社交界、とある事がきっかけで復讐(ゲーム)を仕掛ける男女の間で交わされる手紙から展開していきます。男女間の手紙のやり取りはまるで現代のメールの様で私には 原作を読んだ時以上に新鮮でした。そして読み終えた感想は何時の時代にもこんな裏工作があるのだという事、男はプライドや立場を優先するのだという事(現代の男性が全てそういう人とは言えませんが)、そしてそんな男よりも女はずっとしたたかで嫉妬深く、強く恐ろしいという事。原作を読んだ時の感想とかわりません。漫画にしてはかなり重い作品ですが、そこは原作が時代小説であるから、原作に限りなく近い描写だからなのでしょう。こんなに中身の濃いものを漫画でサクッと読めるとは思ってませんでした。さすがさいとう先生!
ちなみに表題は『子爵ヴァルモン』とありますが、主人公は侯爵夫人。
物語の最後もぼかしがなく、それぞれの行く末までしっかり書かれています。
原作は映画化も何度かされているみたいですし、歴史小説をお好きな方にはオススメできる作品だと思
います。原作と合わせて読まれるのも良いのでは?
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9件
2013年6月6日
残酷な「ゲーム」の先に待つ運命は…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ フランス文学の傑作の一つ「危険な関係」を、ほぼ完全に漫画化してあります。かなりのボリュームの原作をたった2冊にまとめたのにまず驚きました。そして各登場人物の描写の正確さと鮮やかさにも驚きました。登場人物たちのちょっとした仕草や表情の変化で、それぞれの心の動きが手に取るように分かります。ヴァルモンへ傾く自分の気持ちを必死に隠そうとして伏せた法院長夫人の長いまつ毛や、セシルが流産した経験があることを告げられてショックを受けるダンスニーを見るメルトイユ公爵夫人のほくそ笑む顔など、漫画ならではの描写が実に見事です。さすがはベテランのさいとう先生。終盤、命を落としたヴァルモンと法院長夫人の魂がほほえみながら見つめ合う場面が、この作品の中でもっとも美しい場面ではないかと私は思います。2人の恋は、キリスト教の教義では罪ですから、死後2人の魂は地獄に堕ちるのでしょうが、2人にとっては共にいられるなら地獄の炎も辛くはないのかもしれません。この物語は、セシルが修道院を出てから約半年の間のことですが、社交界への不安と憧れに胸をときめかせていたセシルに、たった半年で「もう社交界にはなんの未練もありませんから」と言わせた経緯を思うと、なんともやり切れない気持ちになります。原作の小説も実に読み応えがあるので、興味がある方は合わせて読むのをお薦めします。相互補完でより理解が深まりますよ。
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0件
2024年2月26日
デカダンスな世界
作者様買いしました。表紙の妖艶さにも惹かれました。さいとうちほ先生のため息が出るほどの画力に感嘆します。内容は考えさせられるもので、読み応えがありました。原作ありきで、少し前に1988年公開された映画「危険な関係」をテレビで何となく観たことがあるので、こちらの作品を読んでよく理解できました。当時のフランス社交界ではこういったことが実際にあったのかもしれないなと想像しながら、戦々恐々として読み進めました。手紙の破壊力、恐るべしです。悲しい結末でしたが、さいとう先生のアレンジで読み易く作品を堪能できました。ありがとうございました。
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1件
2020年11月6日
恋の殉教者であれ
「危険な関係」原作未読ですが昔バレエを鑑賞したことがあります。ストーリーはあまりわかっていませんでした。魅せる絵で美しいです。倒れる夫人を抱きかかえるヴァルモン。ドラマチックなキスシーン。退廃的な貴族の暮らしが終焉を迎える少し前の時代に浸れます。原作ではどうかわかりませんが女と男、弱者と強者、思想、信仰を語る手紙のやり取りが今に通じる皮肉なメッセージのように感じました。ただ原作に忠実なためか回りくどい言葉で手紙が長々続くのがツラい笑。久々に読み返しましたが日が暮れてしまった。
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0件
2024年12月29日
読後感は良くないが
作者は宝塚ファンであり、
宝塚が翻案して大成功した本作を、
より原作に近い形でコンパクトにコミカライズ。
さいとう先生の丸みのある優しい絵柄で
背筋が凍るような退廃的な恋愛「ゲーム」を描く
そのギャップがたまらない作品です。
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0件
2024年6月4日

最新のレビュー

貴族め
フランス革命の前の頃、そら革命も起きるよ…享楽にも飽き恋愛さえもゲームにしてしまう貴族達の終焉をドラマティックに描かれています、ヅカ演舞に良く合うなーと思いながら読み進めました。原作知らずでした、2巻までで中編くらいてしょうか、ここまで中弛みなく程よい長さです。
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0件
2025年4月29日

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