思いの外面白かったです。
3話無料だったので、つまらなければ後は買わないつもりだったのに、つい公開中全部購入してしまいました。
正直、紹介文の印象と全く違います。こんな軽い感じじゃないです。
お茶に関係する世界…茶道の先生やお道具屋、和菓
子屋等々…が複雑に絡み合って、まさに茶道の闇(現実は知りません)。一種推理小説のようでもあります。
表紙絵では三角関係のようですが、四角関係と言ってもいいでしょう。
茶道具屋の桐生と、彼を巡る、同居人であり幼なじみの名波、元ヤンで、桐生の言葉によって家を継いで和菓子職人になる決意をした和菓子屋の跡取りワンコな瀬戸、そして、お茶の世界の実力者であり桐生の後ろ盾で、そして彼の身体を自由にしている有馬が、この話の主要人物。
桐生の色っぽさは半端ないです。そして、私は彼を護っている名波が好きです。彼も魅力的。
ワンコな瀬戸は、本当に一筋の光のような存在で、でもこの桐生の周りの禍々しい闇を切り裂くことができるのか…。
頑張ってほしいです。
この作者さんはお初なのですが、そう濃いわけではないHシーンがエロいです。無理やりもあるため、そういうのが好きでない方はダメかも。
有馬が〜嫌なヤツなんだっ、全く
今10話までで、水無月。今後は立秋、師走になって終わるのでしょうか。
初春から始まっているので、冬で終わりそうで、なんだか嫌な予感がします。
どうか薄幸の美青年桐生が幸せになれますように。そして、桐生をずっと護ってきた名波も、彼の幸せを見つけますように、と祈ってしまいました。まだ途中なので、-1で。早く続きが読みたい!
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