てのBL要素のある漫画。なので、真面目なBLを期待して読んではいけません。
ボーイズがラブしない加減が絶妙で好きです。
〜〜〜〜〜
163ページ。
著者サイト掲載作の単行本化だそうで、たぶんデビューコミックス。表題シリーズは3話あり
ますが、合わせて33ページしか無いので、短編集と言って差し支えないでしょう。シリーズ3話を1作品とカウントして、6作品入り。
表題シリーズは、甘いもの好きな上司とその部下の話。パフェを食べる上司を見て恋に落ち、そこから意識してもらうために頑張ったり、同性相手に「そういう気持ち」になれるのかと考えたりする部下が楽しい。コミカルで笑えるんだけど、案外リアルな気もします。
〜〜〜〜〜
・『甘党派辛党派』DK。ヤンキーと、ぐいぐい押してくる双子。双子のおんなじとこ違うとこが楽しい。うさぎははたして双子に対してどんな思いを抱いていたのでしょう。
・『幼い頃』幼馴染の再会でのドタバタ。神野くんの気持ちが……腑に落ちねぇって思ってるんだろうなって。
・『魔法少年レディバード』手違いで妹の代わりに魔法少女にされてしまった空手部主将の兄。魔法少女にした男も必殺技の魔法の決めポーズも魔法少女にされた兄の絵面も、いろいろとひどいw シリーズもの第一話って感じですが続きは描かれなかったもよう。
・『囚われて』捕まって牢に入れられることになった、盗賊団の頭とその右腕。かわいそうに……(ホロリ)(笑)。
・『やくにゃん』鬼猫様の力で猫耳と猫しっぽが生えた、極道の若頭の話。これをプロトタイプとして、同タイトルに副題を付けた形で別出版社で連載作になったようです。少女マンガジャンルとして単行本が2冊出てます。
もっとみる▼