さすがの麻生さん、ストーリーが秀逸です。短編でも。3作入っており、表題作、大学生のノンケとゲイ、役者とそのストーカー。全部よかった。中でもやはり表題作。キッカケは出会い系だけれど、受けの真っ直ぐさに、徐々に攻めが過去の辛い事も含め変わってい
き乗り越えてゆく様がいい。受けも自分のことで手一杯な所謂「ガキ」から、人のことも考えられるように成長していく、この相互作用があるCPっていいなぁと思った。脇の方もステキ。攻めのオネエの従兄弟もすごくいい味出していて、彼も幸せになってほしいなぁ。ただ、他レビュアーさんが書いてらした、修正の◯はいただけません。まだ白ボカシの方がマシかな。折角のステキなエロいエロが勿体無い。大学生同士も、役者とストーカー(これは始まってもいないくらい)、始まったところで終わっていますが、消化不良感はないです。そこが作者さんの力量だな、と思いました。買ってよかったです。
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