十分に面白い内容でした。バクマン以来、ちょっと絵のテイストが苦手になってたのですが、デスノの頃に戻したみたいで、ただただ凄いなと思ったのが最初の感想。
細かな設定などが多そうですが、つぶさに拾わずとも勢いで読めるのもステキ。ヴィランの行動
や動機、原因などに全くスポットを当てないのは、「よくわかってる監督の撮ったゾンビ映画」のようで、非常に高く評価されるべきポイントの一つです。「描きたいこと」「伝えたいこと」に、不要な要素としてバッサリ無視されてます。
切ない展開は好みではありませんが、それでもなお「買って良かった」と思わせる力のある作品です。
もっとみる▼