今の博士先生とは違うテイストですね〜!デビュー作と知っていましたが 表紙からして重そうだな〜(汗)となんだか怖くて、購入はしないままでいましたが、この度読みほで公開されていて喜びいさんで読みました。さすがは博士先生、やはり面白かったです。高
校生なのに一人称が「私」、漂う狂気が江戸川乱歩とかの小説読んでるみたい。まさにその理不尽さが醍醐味なんだろうとは思うけれど 白椿くんの尊厳(人生)が、 ただのクラスメイトの歪んだ理想の元に易々と侵されるのが納得いかないし理由が分からなかったww(元も子も無い感想かもだけど)
あそこまでされて本気で逃げたり反発していないようにみえたが、つまり白椿くんも実は赤に染まるのを心の奥では求めていたんだろうか?潜在的なMみたいな?あばかれたうえ滅茶苦茶にされ、したいみたいな?
先生も白椿の気持ちに気づきながら飄々とよくやるね。先生こそが一番残酷なサイコパスなんじゃないかしら。しかしリアルでも、いちいち悩んでいたら高校教師なんか出来ないよなーなんてふと思ったりして。いやぁ〜なお話だったけど、とても美しくもありました。読めてよかったです!
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