読み放題。面白かった。
何とまぁ、大人の格好良いこと。
青年が己の小ささを知り、恋を知り、過ちを知り大人のステップを上がっていく物語。
そこに不可欠なのは、やっぱり格好良い大人。
各章タイトルで青が変化していく。
Inno
cent Blue
Black and Blue
Demon Blue
Jealous Blue
Indigo Blue
青年の無垢な青は、大人の色と混ざり深みを帯びる。
若者にとっては深い色味をした大人が格好良く、そして大人にはまっさらな若者の色が眩しい。
後に続いている人にとって格好良い大人でありたいし、先を歩く世代はいつまでも追いかけたい大人であって欲しい。そして若者には無鉄砲な位、眩しく輝いていて欲しい。その眩しさはどの世代をも動かす力があると思うから。
様々な青が混ざり合った読後感。タイトルが染み入る。
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