171,181,179,213ページ、すべて表題作で2組の話。
1つのストーリーで基本は主人公たちがメイン。
けど悪役で登場したはずの類さまの登場が増え、後半は彼の話がメインぽい。
4巻完結ですが続編で天使密造EXがあります。
シーモアでは全くレビューがない(か評価低い)方だけど、他社サイトですごく良い感想が沢山ついてた作者さんです。
気になって読んでみたけど、正解!!!
将棋の話もすごく良かったですがこの方はストーリー力がある!
BLカテゴリでマジの長編を読んで満足できるのは実はすごく少ないけど、この作者さんのは本当に面白い!
将棋も本作も恋愛抜きの背景の話にちゃんと魅力があって途中で矛盾や幼さがない。
ただしBL視点からするといかにもBLという雰囲気でもないので、好みは分かれるかも。
(注*将棋の話はひかるの碁の将棋版のようにあまりBL臭がしませんが本作はちゃんと恋の話です)
絵も独特。
表紙からしてうーん?と惹かれず好みじゃなかったんですが読んでると全く気にならない。
むしろあんま上手じゃない感じのクセある絵に愛着が出てくる。
あほ顔好きな方にもオススメ。
シリアス顔の合間の手抜き画の百面相が楽しい!
点目や三白眼、ギザギザの恐竜歯&指が超可愛いくてツボでした。
ちなみに作者さん曰く清純派だそうで単行本にあたり言われてちくびを描き足されたそう。
・・が、とってつけたはずの豆ちくびがなんだかやたら色っぽい(笑)
(作者さん、BL的には描き足して正解かと思います。笑)
主人公は2人組みの実力派アイドル。
ちょっと天然なあほ可愛いくて目が大きい綺麗系の凛。
個人ではバラエティー番組で活躍。
相棒の八雲は3つも年下だけど主人公より大人で包容力がありイケメン。
個人では映画スター俳優で活躍。
2人を中心に個性あるキャラたちが登場して面白いです。
えらそうなマネージャーの桃川が後半でいい役。
王様キャラの美人なバンドヴォーカル類さまが癖あるキャラでいい脇役。
恋愛オンチなだけに恋は主人公よりこの人の話の方が面白くて楽しかった(笑)
名前だけ良く出てくる作曲家は、将棋(少年☆周波数 )の方ではよく登場してます。
4巻があっという間でした。
これで終わりは寂しいけど続刊があるので嬉しい!
星4,5ですが作者さんの作品のレビューが少ないので応援も込めて星5で投稿。
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