ジェイクがいい父親をやろうとする、もうそれだけで十分。娘の父親に欲しかったと思ってしまった。
ヒロインのサバンナちゃんへの愛も胸熱もの。
(もちろん、何より赤ちゃんが可愛らしく描けている、というのもあるが。)
そういう人間が親たるにふ
さわしいのであって、血が繋がっていても守れなかったりという話は、生臭い現実社会の病だけで沢山。
私はセットで読んだが、どちらも、父親を頑張るヒロインのお相手が最高だと思って五星。
セットの評価は現時点レビュー数7で4.4星。なのに、こちらは3.3星(4レビュー)。
私はこっちも決して一作目(4.3星、3レビュー)に劣らず面白かったのになぁって、ムキになってるかもですが。一作目よりヒロインの心の見せ方はより上手であるし。
一作目は家の中にトラブルが入り込んでくる怖さ、二作目のこちらは、家の外にあるトラブルに飛び込む怖さ。
共にヒロインの相手は父親の適格性高い。そして、その前に男性として魅力的。ヒロイン達はラッキーこの上ない。二作共に続けて読むと、筋の対比と姉妹の相似も楽しめる。良さはそれぞれ。
一冊だけ読むなら、本作のほうがコミカルな印象。
一作目はコナーの人柄が良いのだ。
邦題に安易にシンデレラを入れたがるのは陳腐と思っている。ハーレクインは、驚くほどセンスの無い和訳で、なんだか読み手がよく馬鹿にされてる気がする。このストーリーに、「シンデレラ」はほとんど合わないと感じる。
書籍としてのレベルを下げてる気がして残念でならない。
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