●2005年初版発行、電子版は2014年に発行。228p。
8つの短編、
あと作者と しりあがり寿氏とのこの一冊について語られた対談あり●
以前、安永先生の「やさしいからだ」を読んだのですが、その時と同様に感受性の豊かさを全面に感
じました。
個人的には今作の方が読みやすく思います。
思春期の主人公目線で周りの大人や友達やおかれる環境の様々を描かれてます。
瑞々しく、真っ直ぐで、きらきらとしていて同時に心にチクチクする感じがありました。
先生の2作目(単話入れると3作目)を手にとったのは、
少し前に、ツイを拝見した時 自分が美味しいと気に入って食べたオカキを先生も好きだと言っておられて、なんとなく親近感が湧き(笑)
…それもひとつの理由です(ナンカスミマセン)
それと、最後の対談も良かった。
自分じゃとても形容しきれない作品のレビューのように語られており、興味深く読みました(泣)
今回も印象的な一冊でした。
(1月のKADOKAWAセールにて)
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