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ファンタジーBLの天才かよ!
作者様買いです。「媚薬は愛しく愛おしく」が面白くてすっごく好きになってしまい、こちらも購入しました。本当にこの作者さんの描くファンタジーBLの世界は最高で、只今どっぷりはまっているところです。このお話は人外もので、近親愛的な要素も入っているのですが、まったく裏暗い背徳感を感じさせません。悪い人も出てきませんし終始ハッピーなお話なのですが、焦れ×2ときゅうん×2が止まりません。エチもしっかりありまーーーーす!!(これ大事!)出てくるキャラもそれぞれ魅力的で、可愛らしいのにどんどんとかっこよくセクシーに成長していくのがたまらない!もう何度も読み返したい!メインカプの以外に、発展しそうなサブカプ候補もいるのでスピンオフを是非に期待したいです。とにかくすごく才能ある作者さんだと思います。これからももっと描いて欲しいなって期待してます。
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絶対にアニメ化してほしい神作品
誇張なく一生忘れない宝物のような物語。
数多の漫画作品を読んできましたが、この作品は一巻の時点でマイベストに入りました。芸術作品だと思います。
一巻冒頭から一気に世界観に引き込まれ、心の琴線に触れる言葉、キャラクター、お話の数々に涙しましたし心が温まりました。
一つ一つのお話は時に切なく残酷でありながらも美しくて尊いです。耽美な表現もありつつグリム童話を読んでいるような不思議な味わいがあり印象的。
生きていて誰もが経験する心の痛みや孤独感、弱さに寄り添いつつも、少し前向きになるきっかけをくれるような物語が詰まっていて、何だか胸がいっぱいになりました。
作者様は天才ですし心で描いておられるから琴線に響くんだと思います。感謝しかない!
登場するキャラクターは人の深い部分の繊細さや複雑さが描かれており、好き嫌いハッキリしている方ですが好きになる他ないです。
その中でもやはり主役の羽繕とゴトーの関係性、エピソードの切なさ美しさが際立ちます。ハッピーエンド派なので二人がずっと一緒に居られるよう願ってます。
まだ続いているようなので雑誌掲載の続きを読むのが楽しみです。作者様の他作品も楽しく読ませていただきます。
絶対おすすめの作品ですし、この物語に触れて癒される人が沢山居ると思うのでアニメ化を熱烈に希望します。広まれ…!
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好感のある作品
読み放題でレビューの内容に惹かれて読んでみました。絵柄が軽やかで主人公達の表情にもそのような品を感じました。
さらっと読ましてもらいましたが何故かもう一度見たくなります。主人公達はあくまでも自然体ですが、二木さんの登場にも表現したいことの一部を表しているからでしょうか。
不思議な気持ちの良い作品でした。おすすめします。
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垣間見える感情とノスタルジー
1、2巻共に179ページ。
BLですが、気持ち的な匂わせのみの、少女漫画分類で行けるタイプです。
小学5年の春休み、少年と二人の河童の出会いから始まる、短話連作ノスタルジックファンタジー。
主人公の少年、河童達、少年の父親、友人、それぞれの気持ちがほのかに見える雰囲気が良かったです。河童のキャラクターも、片や童心ある妖怪らしさ、片や静かな妖しさがあり、良い組み合わせでした。
こういうファンタジック交流話にありがちな「正義」の押し付けも無く、少なめなセリフでジワっとくる感じ、好きです。
本筋も良いんですが、サイドも良かったです。
1巻収録の、父親の子供時代のお話『はるひこ』の親子の情が温かかったり、2巻収録の『赤いてぶくろ』の女の子のいじらしさと芯の強さが気に入ったりしました。
基本的にはもう少し鋭さや陰がある方が好きですが、ふと思い出して読みたくなりそうな感じがあって少しおまけの星5つ。
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ギャグのテンポもよく、最初はこのまま明るく振り切るのかと思っていたのですが、良い意味で裏切られました!
お互い抱えていた闇を、それぞれの問題を解決する流れの中で自然と分かち合って解消していくストーリーは見事!
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可愛いDKたちを毎朝拝める神駅がここに!
ネタバレ
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こんなDKたちの初々しくて可愛いやり取りを毎朝拝める駅、神駅でしかないっっ!そしてそれを特等席で眺められる駅員さん、前世でどんな徳を積んだのですか〜?😄
不器用で人懐っこくて可愛い那智に対する新たに芽生えた感情に戸惑う廉に「それは恋だよ!あんた、あの子が好きなんだよ!!」とおせっかいおばさんのように声をかけたい気持ちを抑えつつ成り行きを見守りました。👁
エンディングについては、もちろん続きを見たかったという気持ちもなくはないのですが、その後の二人に思いを馳せて読者それぞれが色々と妄想を膨らませられるような余韻があって、私は好きですね〜。30ページ(広告・奥付 各1ページ含む)📚
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警察組織ものが大好きなので読んでみましたが、大当たりでした。主人公は無自覚モテタイプで、やる気はあるが空回り。
確かにチョロいタイプです。所轄にいた時はどの課に居たのかな、暴対では無いと言っていたから普通に強行犯係か。そんなふうにキャラのバックグラウンドを想像するのも楽しいです。
3巻まで読みましたが、最初から怪しいかなと思っていた人物がタイトルの通りのフェイクなのかその通りなのか、とにかく次巻が待ち遠しい作品です。
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ARUKU先生
「昨日、君が死んだ」が目的です。寄り道が長くなって大変そうですが、健気な仕立て屋が必ず幸せになってくれると思いながら読んでます。
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219ページ。
1995〜1997年に描かれた6作入り短編集。
BLジャンルになっていますが、少女マンガです。主人公が女子じゃなくて恋愛メインじゃないあの頃のあの感じ。全部の話に何らかの形で死が絡み、ちょっと描き方にカッコつけ感がある。
要素的には好きなんですが、ググッと来るもの、心に残るものがもう一歩でした。でも悪くないです。
〜〜〜〜〜
・『天国の門』近未来SF、博士の残した研究をめぐっての攻防と、博士とその娘との不器用な感情。これが一番良かったです。
・『水底の声』事故で両親を亡くし、親戚に引き取られた主人公。残された者の感情や、出会った同年代との少年と共に向かった「死」と選択。主人公に同調できなかったけど、なかなか良い。
・『Kiss of Death』男子高校生、謎の殺し屋に出会い少し日常を見直す話。
・『夏の天上』年子の兄弟、身体の弱い兄とそのせいで放置気味だった弟。
・『長い夜が明けるまで』妻を亡くした探偵と押しかけ女子高生。
・『天使の化石』未来のSF、アンドロイドと、逃亡する姉弟。SF設定好きとしてはもう少しアンドロイドの設定を詳しく見せてほしかった。
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