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BLマンガ
それから、君を考える
1巻完結

それから、君を考える

660pt/726円(税込)

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作品内容

高3の夏。幼馴染みの同級生。口にできない想い。娯楽も何もない退屈な田舎町。そんな町で幼い頃から共に過ごしてきたタカシとヤスは、高校生になった今でも一番の親友同士。しかし、ヤスはタカシに友達以上の感情を抱いていた。想いを口にできないまま季節は受験シーズンへ突入し、そこでタカシから東京の大学に受験することを打ち明けられる……。思春期の揺れる気持ちを繊細に描いた、小松・渾身のデビュー作!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • それから、君を考える

    660pt/726円(税込)

    高3の夏。幼馴染みの同級生。口にできない想い。娯楽も何もない退屈な田舎町。そんな町で幼い頃から共に過ごしてきたタカシとヤスは、高校生になった今でも一番の親友同士。しかし、ヤスはタカシに友達以上の感情を抱いていた。想いを口にできないまま季節は受験シーズンへ突入し、そこでタカシから東京の大学に受験することを打ち明けられる……。思春期の揺れる気持ちを繊細に描いた、小松・渾身のデビュー作!

レビュー

それから、君を考えるのレビュー

平均評価:4.4 151件のレビューをみる

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高評価レビュー

どえらい短編集もあったもんだ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品を能動的に読むか受動的に読むかで評価の分かれそうな作者さまかな、と。
わたしにはブッ刺さりました。全てが。開始3ページくらいから最後まで泣いてました…
作品詳細にも記載されていなかったしレビューもろくに読まず、これがデビュー短編集であることを知らずに読んでしまったので…一作目『それから、君を考える』は素晴らしいんだけれども突然の終了で消化不良。再会までの紆余曲折を期待していただけにシャッターを閉められたような感覚に。その先を連想させるタイトルの意味と巻末にあるたった2ページのエピソードからなんとか妄想をふくらませ、最善の未来を想像することで呼吸を整え……
超ショートな二作目の『最後の命令』でさらに陰鬱な気分に。匂わせ含ませ、最後まで想像にお任せな話の運び方がなんともいえない背徳感を誘う。具体的な描写は一切省かれ、佐野の視点と思い出を軸に話が展開されていくので、受動的に読んだらばこれは物足りなく感じてしまうだろうな…と余計な心配をしつつも佐野曰く“周防の色欲が絡んだ命令“に思いを馳せ、いつの間にか垂れ流していたよだれを拭きつつ…
三作目『Young oh!oh!』で悩める男子校生の青いエキスと淡い葛藤を養分になんとかメンタルを持ち直し、あっという間の四作目…『夜明け前が一番暗い』。
家庭崩壊を間近に迎えた高校生の要と幼馴染の大輔が肩を寄せ合い困難を乗り越え結ばれていく大人顔負けのヒューマンドラマ(なにせ10年前の作品。コンプラに引っかかりそうな仕草も多いのでご注意)。彼らをとりまく大人の方が子供のように甘えていて、大輔なんかはそこらへんの大人よりも大人でカッコよかった。そうなんです、この短編集…攻めが全員かっこいい。
受けに好かれたいがためにかっこつけるでもなしに、受けにとっての最適解を優先するやせ我慢に上質な男気を感じずにはいられないのです。
四作とも短編なのがもったいない。全作品続編を描いていただきたいくらいどれも印象深く心に刺さったのだけれど、近頃は活動されていないご様子…完結を待たず配信済みの単話に手を出す日も近い。
新作でもなんでもお待ちしております。
いいね
1件
2025年1月31日
この余韻はズルい…心とらわれますね…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ★表題作:海沿いの田舎町に暮らす高校生タカシとヤスの幼馴染ストーリー。他、“命令”の関係性だったDK時代の回想物語、トラウマ回避から始まるDK同士の「君に届け風」笑、親の離婚が決まったDKと寄り添う幼馴染の大人へ向かう扉。

★娯楽もない、やりたいこともない、あるのは惰性の日々とゲスな噂話。俺がここにいる理由なんてひとつもない、とタカシは言う。東京の大学を目指すタカシを1番応援していないのは自分だ、とヤスは心の中で思う…。

★「最後にしたくないから、会いに行かなかったんじゃないかな」と思いました…と言うよりも、そう思いたいですね。考えて、これからヤスのことをいっぱい考えて。ヤスを見ずに本に向けていたその目を、ヤスに向けて…。そんなことばかり、考えてしまう読了後です。あまりにも胸が苦しくて、どうにか楽になりたいと思ってしまいます。潔く、1行だけ書かれたあとがきのページの2人をめくったら…寂しさと悲しさが押し寄せてきて、「切ない」と言う言葉では収まりきらなくなっています。カバー下(?)も然り…。

★短編4話収録184ページ。前2編の余情を、どこまでも引きずっています。後半の『Young oh!oh!』はポップでハッピー、『夜明け前が一番暗い』は心象風景にヒリヒリしながら、夜明け前の未熟さが美しいな、と思いました。

★本作を知ることができて、ご縁に感謝です。とても心惹かれ、他作も読みたいと思いますが、一等オススメの『うつくしいたましい』は連載ストップしているのですね…完結まで読みたいですね。私も念とエールを送りたいです。
いいね
10件
2021年12月22日
全体的に切ない短編集。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編4話入ってますが、やはり、表題作が一番胸に刺さりました😩

幼なじみのヤス×タカシ。タカシが大学受験で田舎を出ると言い出して…。誰よりも、受験を応援してないのに、自分の気持ちを押し殺し、どんな気持ちでタカシを応援し続けていたのか。悪意の無いタカシの発言を、どんな気持ちで聞いていたのか。ヤスの気持ちを思うと涙が止まらなかった。東京行き前日の二人の会話には、もう胸が締め付けられた。泣きながら、東京行きの電車に揺られるタカシは、何を思ったんだろう。想像力を掻き立てるENDに、涙がとまりませんでした😩

《Youog~》は、微笑ましかったな~。予想外の始まりの中で、ホントの自分をさらけ出し、受け入れてくれる相手に出会い、自分の殻を打ち破っていく初々しいcpのお話でした😊

《夜明け前~》も良かった。幼なじみ大輔×要。
破綻していく家族の中で一人頑張り続けた要。そんな彼を側で見続け理解している大輔。大輔が要にかける言葉が、ホントに納得できる言葉の数々で…身に染みた。最後の要から大輔への言葉。それを、涙ながらに受ける大輔に、二人が、どれだけ想い合ってるのかが伝わるラストが素敵で泣けた。

正直、表題作に心を持っていかれ、他の作品への気持ちの入り方にムラが出てしまいましたが、短編ながら、どのお話も読み応えがありました。次の作品も、楽しみな作家様になりました。
いいね
3件
2018年2月19日
、、、で? (ネタバレです)
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなか考えがまとまらなくてずっとレビューできませんでした。4つの短編が収録されていて、印象としては前半は「悲」で後半は「喜」になるのでしょうか。表題作は寂れていく田舎で育ってきた幼馴染みの2人、東京に出たいと大学進学を目指すタカシと田舎に残って豆腐屋を継ぐヤスのお話。受験勉強で煮詰まるタカシを元気づけながら、ずっと側にいてほしいと願うヤス。
、、、で?タカシはそれから、君(ヤス)を考えてくれたの?BL展開するの?しないの?タカシの涙の意味は?力業で脳内BLに持っていくのができないくらい胸が苦しくなるラストです。このあとのことはわかりません。気持ちは受け入れられないだろうとヤスはたぶん思っています。でも伝えずにはいられなかったのでしょう。タカシのいる世界がヤスにとってどれだけ愛しいものだったのかを。
2話目は読み終わって、ズシーン、、、。3話目はコミカル、4話目はシリアス。それぞれのお話が刺さって、泣けてきます。大人になる前の焦燥や揺らぎが描かれていて、なんというか、、、彼らの幸せを願いたくなります。
巻末の海辺のタカシとヤス2人のと、ヤスが1人のイラストが心に沁みます。それから、ヤスは君(タカシ)を考えているの?この本を読んでから、時折君たちのことを考えています。
2015年7月 総184ページ 漫画2ページ(カバー下?)あり 修正=見えない構図
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15件
2023年8月6日
独特の切なさに惹きつけられます
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ キラキラ光る夏の海から始まり早春の雪の中に終わる表題作は、過疎の田舎町から東京の大学進学を目指すタカシと親友のヤスのお話。閉鎖的で未来の無い町に見切りをつけたタカシのたった一人の味方であるヤスは、穏やかで小さい頃から何でも出来るのに豆腐屋を継ぐと決めています。予備校も無い田舎町で受験勉強に孤軍奮闘するタカシを、ヤスは支え励まし続けます。旅立つ前の日に明かされるヤスの心情と別れが切なく深い余韻を残します。『最後の命令』高校の同窓会で来なかった友人に思いを馳せるお話。不思議な関係だった相手を大切に思い出すひと時が切り取られます。『Young oh! oh!』美少女フィギュア趣味をひたすら隠す佐古啓二くんは、リアル女子避けに、たまたま通りがかったヤンキーの荒井辰郎くんのことが好きと言ってしまいます。見るからに怖そうな辰郎くんは、まんざらでも無さそうに「これからよろしくな」なんて言うのでした。辰郎くんの見た目と中身のギャップが良きです。『夜明け前が一番暗い』壊れかけの家庭の中で必死に良い子でい続ける要ちゃんを一生懸命に支える大ちゃんのお話。表題作と双子のようなテーマのお話ですが、二人で朝を迎えるラストには静かな希望が満ちています。
いいね
7件
2023年2月20日

最新のレビュー

お話ごとに涙が溢れた
青春はキラキラしているばかりではない。
すべての結末がハッピーエンドとは限らない。
そんなことは知っている。
だが、やはり高校生という時間は特別だ。
あの時代にしかない輝きや懸命さ、痛みもある。
「多感」と呼ばれる時代の、その時代にしか感じることのできない感情もあるだろう。

どの短編も素晴らしい。
お話ごとに涙がこぼれた。
自分と共通するエピソードはない。
けれど、高校生からはるかに生きた今の私も涙をこぼした。
登場する男の子たちのあの宝物のような時間の「感情」に共感したからだろう。
もしかしたら今その出来事が起こったら同じ感情を抱かないかもしれない。
けれど、彼らの気持ちを知っている。
私もかつてその時代を生きたから。
遠い過去を顧みて、痛みでさえも愛しいと感じる。
それから今も考える。
素晴らしい漫画だった。
いいね
2件
2025年3月6日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

成就しない恋も、恋
制作:のぞ(シーモアスタッフ)
とにかく感動できる恋。田舎を出たいタカシと、そんなタカシのことを応援するヤス。ヤスの葛藤――タカシのことが好きだから離れ離れになりたくないけれど……。彼の一番の味方でいたいというジレンマが切なく自然と涙がこぼれる表題作。他にも胸を締め付けられる作品が収められた小松先生の短編集。

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