ん…なんか読んでて哀しくなりました。悪気はないし、ディスるつもりもないんでしょうけど、大阪のイメージが…
方言もののお話って、優しくて癒される場合が多いんですけど、関西弁ってやっぱりきつく感じるんですかね?(泣)ズカズカと土足で踏み込むイ
メージなんですかね?(泣)はぁ…言葉にならない…でも、他のレビューを読んでいて、大阪弁も方言ものとして、楽しく読んでいらっしゃる方もいるので、ホッとしました。
表題作は、栄枝さんの美味しい料理と温かい思いやりで包まれる人情ラブ。心身共に疲れたリーマン蘇我さんの拠り所です。蘇我さんのやきもちが、スゴく可愛かったですよ。
後半のお話は、相性悪そうな正反対の二人。東京から転勤して来た潔癖症リーマン中津に、グイグイ迫る大阪男の要。静かな中津にしたら、要は粗野に映るんでしょうか…確かにずけずけと入り込む要ですが、大阪の人が全てこうではありませんので(泣)
正反対な二人だからこそ、自分にない魅力に惹かれるって事もあるのかな、と思います。潔癖であっても、好きだから触れたい、触れてほしい…心が求めるものが答えなんだとしみじみと感じました。
大阪が苦手な人も、この作品を楽しんでもらえたら嬉しいです。私が作者じゃないですが…すみません。あっ、カバー下の漫画の中津が恋する男で可愛いです。
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