(255ページ、他社サイトより)
全6巻の長編ストーリーです。
(サブタイトルは別名だけど各巻読み切りではない)
<朔の出会い→繊の際会→惑乱の宵夜→十五夜の帰参→下弦のうつろひ→晦日からの芽出し>
あまり期待せずにまずは1
冊目の本作だけ買って読んでみたけど面白く、後は全巻大人買い。
途中から続きが気になって、全巻読み終えるまで他のことができませんでした(笑)
内容的には時代トリップの王道?
古代に行き時の権力者に見初められ、はじめはワンマンで嫌がるけど徐々に主人公も気持ちも〜、、という古くは王家の紋章(少女漫画、古代トリップ恋愛の元祖?)にもあるような王道的な展開。
焦らしが長くてラブラブまではだいぶ時間がかかるけど、そこはBLなので絡みは1巻からあります。
主人公が同意してないので最初は無理やりな展開もあるけど、帝の想いが急速につのっているのでけっこう甘やかされてます。
一気読みしたせいか展開にあまり遅さを感じない。
むしろ周囲のキャラも少しずつ増えて楽しく、常に先が気になるストーリー展開がすごく良くて面白かった!
既に何人も妃と子もいて皇后をめぐって女性に疲れた帝と恋愛もしたことないウブな高校生の主人公。
主人公の気持ちの変化まで時間がかかっているけど、なんだかんだで体の関係はあるので各巻甘い場面はけっこうある。
いろんな意味で大人な帝に対し、ウブな主人公の心と身体の時間差のある変化が楽しかったです(笑)
長編好きな王道ストーリーも好きな方にはぜひオススメ。
ちなみにサブタイトルは全て月名が由来だそうで調べてみたら以下のようです。
朔(新月・1日月)、繊(2日月)、宵(わずかな月の光・日暮れ後の夜)、十五夜(満月)、下弦(二十三夜月・半月)、晦日(みそかづき・三十日月)。
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