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ライトノベル
街の灯ひとつ
1巻完結

街の灯ひとつ

552pt/607円(税込)

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作品内容

気の進まない同窓会で、記憶にない同級生と会った初鹿野柑。翌朝、酔いつぶれて正体のないままその男と一線を越えたことを知って愕然とする。「ずっと好きでした」と土下座する男は、実は、二度と会いたくなかった相手――名字も容姿も様変わりして現れた――片喰鉄之助だった。あまりの事態に「気持ち悪い」と気後れしてしまう初鹿野だが……?

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

街の灯ひとつのレビュー

平均評価:4.4 46件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (2.0) うーん
    梔子さん 投稿日:2024/5/24
    【このレビューはネタバレを含みます】 攻めの父親と受けの母親のエピソードでなんか萎えちゃってさらーっと読んで終わりました。BLで中年男女の不倫愛の話聞きたくないな…なんか美化してるフシがあるし。当時8歳の妹がひたすら可哀想でした。 攻めがめちゃくちゃヘタレなくせに無理やりから始まるストーリーで、受けは怒っていいし攻めに優しくする必要はないと思うのですが、全方位に優しくてみんなに好かれる設定の受けが全然そう見えないのが微妙でした。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 作者買い
    ももちゃさん 投稿日:2017/4/22
    作者さんが書かれるキャラ達は、すごく「生きてる」感じがします。 良いところだけじゃないし、悪いだけでもない。 過去の出来事に影響を受けて、人格が出来上がっていった感じ。 だからこそ作 品に深みを感じます。 今作の二人は、学生時代とある因縁があり、10年後に同窓会で再会。 酔った勢いで体の関係に、とここまではよくある展開ですが、その後はさすが一穂さん。 関係が進展する過程が無理なく丁寧に描かれています。 攻は、真面目で気弱?ごめんが口癖のようなタイプ。 受は、クラスの中心にいるような、でも明るくテンションが高い!のではなく、きちんと周りを見ているタイプ。 二人の周りのキャラ達も、きちんと生きて幸せになる努力をしている気がして、読後感が良かったです。 もっとみる▼
  • (5.0) 大好きです
    きこさん 投稿日:2018/6/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 一穂先生の作品は好きでたくさん読んでいるのですが、中でもこちらが1番好きです。 受攻の関係性が自分の好みドストライクで非常に萌えました。ストーカー攻と絆され受。 作品を好きになるときは大体受の子を気に入るのですが、今回は攻の片喰くんにやられました。面白すぎる。明るすぎるストーカー。受の初鹿野くんが(こいつおかしい)って思うの大いに納得。妻と子供置いて女と出て行く父親に「カッコイイ!恋の力ってスゴイ!」とか普通は絶対思えません。 もちろん受の初鹿野くんも大好き。こちらはちょっと家族や恋愛に関するトラウマがありつつも、30手前の、普通のサラリーマンといった印象でした。真面目でいい奴で妹思いの常識人。でもあれだけ攻に強烈に想われてたら絆されちゃうよね。片喰の執念の勝利。 もう数え切れないくらい読み返してます。2人にはずっと仲良くしてて欲しい。大好きです。 続きを読む▼
  • (5.0) 再会愛
    Casaさん 投稿日:2024/4/8
    読んでいて、木原音瀬さんの「同窓会」を思い出しました。どちらが先に出版されたのか分かりませんが、設定や主人公の2人の雰囲気などが酷似していて、どちらも大好きです!ヘタレの攻めが同窓会に背水の陣で臨んで始まる話で、攻めのスキスキ光線が隠しきれ ないのです。そしてノンケのはずの受けが絆されていく展開はたまりません。受けの初鹿野がすごく人間臭くて性格がよくて魅力的な人です。攻めのカタバミは妄執の末に初鹿野を手に入れるという流れです。カタバミは漫画の続きが描けるようになるのではないかと思いながら読みましたが、最後までそれは描けないままでがっかりしました。でもそれでより一層初鹿野がカタバミにとってどれだけ大切かわかるようになっています。カタバミの執着の度合いにハマりました。再読本になりそうです。 もっとみる▼
  • (5.0) 同窓会で10年ぶりの再会の二人
    くっちゃねさん 投稿日:2018/11/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 執着 ヘタレ 健気な在宅ワークの攻め 片喰と、男前 強気 積極的な営業マンの受け 初鹿野。初鹿野視点でお話が進みます。 会話の間の心の声が面白い。数少ない、私が今まで読んだ中で一番くだけた感じで、難しいのが苦手なので、とても自然に入り込めました。読んでいて楽しかったの♪ 嫌味の無い二人のキャラの、絶妙なバランスも◎ 街の灯、発光生物(初鹿野含む 笑)、落雷と、色んな灯でお話が作り上げられています。 “恋の灯ひとつ”片喰視点。最後まで(///)ヨカッター♪ 執着が如実に現れた初鹿野ノート=ストーカー日記 現在進行形 !Σ(゜゜;)スゲェー ここまで愛されちゃねぇww 続きを読む▼
  • (5.0) 最弱にして最強の攻め
    美都んさん 投稿日:2018/5/20
    "ごめんね"が口癖の史上最弱のヘタレ攻め。今後どう恋愛に持っていくのか疑問でしたが。おどおどしたストーカー気質の片喰に始めのうちこそ抵抗がありましたが、不思議とだんだん可愛く見えてきて初鹿野が徐々に惹かれていった気持ち、わかるなぁと思いまし た。いろいろなものを諦めて生きてきた片喰が初鹿野への想いだけは決して諦めず、それを言葉でちゃんと伝えられる強さがあってよかったです。それぞれに辛い過去を背負い未だに過去と戦いながらも、2人の会話はテンポがよくて面白く全然暗さを感じさせませんでした。切なく苦しいシーンと面白く軽妙なシーンとが入り混じった不思議な作品です。 もっとみる▼

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